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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第七章
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初めてのお仕事の出来


時間は夜11時。


推しのラジオが始まるわけでもないのに

スマホ片手に、ドキドキしながら待ってる。



「素敵な夜、くつろぎながら聞きませんか?ミニラジオドラマ…」


(はーじまったー!!)


他の作品が最初に紹介されて、放送されていく。

私の順番は3番目だと、美東さんが言っていた。

こんなにドキドキしたのいつぶりだろう?

あ、この間の津乃田さんとのご飯も緊張したな…。



茉優さんの声が聞こえてきた。

私は、あんまりキャピキャピした感じは

好きじゃないけど、茉優さんは可愛いだけじゃなく

その中でも凛として、落ち着きがある声で、凄く良い…。


推し活に勤しむ社会人になって5年目、23歳。


それが、このミニラジオドラマの主人公。

初めて書いたこの脚本は、ほとんど私の話。

まあ、推しとくっつくっていうのは、妄想なんだけど…


裕さんは、26歳人気声優の役、ほぼそのままだ。



裕さんの声、今まで津乃田さんばっかり見てて

あまり気にして聞いたことはなかったけど…

物凄くいい声だな!!いや、これは、本当に…!


やっぱりほんと声優さん凄いなあぁ〜〜



推しのために働いてイベントに行く23歳。

イケメンで人気の作品にも、多く出ているけれど

声優だから外でもあまり気付かれない27歳。

そんな二人が、街のカフェで出会う話。


よくあるの定番だけど、オタクの心情多めで

書いてるから今どきの子(自分で言うのもアレだな)に

共感されやすい内容には、なってると思う。



(後半の部分は、裕さんに意見をもらって

 推しの視点も含めながら書いたんだよなぁ)


出来たのをこうやって聞くのは、初めてで…

自画自賛だけど、本当に面白い。

いつの間にか終わって、次の作品になっていた。


反応が楽しみだけど、期待しないでいよう。

どんな反応があったとしても、初作品でそんなに

悩んでちゃこの先やってけないし!!



おっ、メール?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


終わりましたね、もちろん聞いてましたよね?

やっぱ面白いですね。また一緒に仕事させて

くださいね。おやすみなさい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


もしかして?とは思ったけど。


(ははっ、裕さんから来ると思ってたけど

 本当に来た…面白いな裕さん)



「私も聞いてましたよ、こちらこそお仕事また

 ご一緒できるように頑張ります!おやすみなさい」




いや、冷静に考えたらさっきまであんな耳元で

喋ってた人が(ただイヤホンなだけ)こんなメール

くれるなんて…しかも、おやすみなさい、だと!?


ファンに殺されるんじゃないか…。


いやいや、私の推しは津乃田さんだから…!!




なんか変な興奮で眠れるか不安だけど、反応はもう

明日見てみようかな…よし、寝よっ!




またメール…?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


庵ちゃん、放送聞いたよ〜、ストーリー

面白かった!映像で見たい!最高!明日も頑張ろ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




なんだ、宏太さんか、ふふっ、寝よ。



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