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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第四章
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これは予想外の強敵現る


今日は美東さんから誘われた、リレー形式作品の打ち合わせ。

他の新人脚本家さんたちと、お話出来ると思うと

すごく楽しみだ、落ち着いていこう。



「本日は宜しくおねがいします、こちら西河庵さんです」


「今日はよろしくお願いします!」



私以外に3人の新人脚本家がいるらしい。すでに2人来ていた。


「宜しくおねがいします、島崎紘菜しまざきひろなです!」


「宜しくおねがいしますっ!遠野陽斗とおのはるとです!


「あっ、西河庵です、お会いできて嬉しいです!」



お2人共優しそうで良かった…!

もう1人の方は後からくるのかな?



「西河さんの作品実は読ませて頂きました!推しとオタクの物語

 凄く面白かったです!あれが声優さんで聞けるなんて凄い楽しみです!」


「本当ですか、ありがとうございます!書いた本人ですけど

 すごく良いものに仕上がってますよ!!」


「西河さん、美東さんから聞いてた通りの方ですね」


「えっ、遠野さんなんて聞いてたんですか?」


「凄い元気で、作品に熱心な方だって、素敵ですね」


「そんな事言われてるなんて、恥ずかしいですねちょっと…」



気付けば、打ち合わせが時間が過ぎていた。



「あれ?そういえば時間過ぎてますね。

 まだ始まらないんですかね?」


「あぁ…まだ、来てないですもんね…」


なんだその恐る恐る言う感じは?


「ん?あ、全員で4人でしたね!どんな人ですかね」


「あれ、西河さん聞いてないんですか?」


「聞いてない?お名前ですか?何も聞いてないんですよ、私」



そう言うと、島崎さんがスタッフさんに聞こえないように

小声で喋りかけてきた。


逢坂美姫おうさかみきさん、知りませんか?」


「逢坂美姫さん…(この間のお偉いさんの娘とか?ん、というか…)

 あっ、えっ、逢坂って、あの?逢坂グループの?もしかして」


「そうですそうです、私も話をちらっと聞いただけなんですけど

 どうもだいぶ凄いみたいで…私今日ちょっと不安だったんです」


「あぁ、そうなんですね…(話は聞いたけどそんなにすごい人なのか)」


「僕も内心ビクビクしてるんですよね…」


「あんまりそんな事言われたら私も緊張するじゃないですか!」



「すいません、皆さん、逢坂さん到着しました!」


スタッフさんが急ぎ気味でそう言うと、スタジオが急にピリ付いた。

マネージャーと付き人らしき人をつけて、その様子は新人脚本家

というより、もはや人気の女優のような装いだ。


「よろしくおねがいします〜」


遅刻したくせに、全く挨拶なんかせず、さもこの時間が

集合時間かのように登場し、マネージャーが喋る。


(凄い…漫画とかにでそうな、いかにも偉い人だ…こんな人いるのね…)



そうして、30分遅れで打ち合わせが始まった。

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