第2回収録
「宏太さん、今日も昼から行ってきますね〜!」
「庵ちゃん前回どうだったの?」
「すっごかったです!内野さんも梅代さんも最高でした!
あ!そうだ、宏太さんも晋太さんも、知り合いって
言わないでくださいよ、私と!」
「えぇ、なんでよ!僕の可愛い弟子…」
「有難いですけど、だめですよ、晋太さん!
こんな新人に後ろ盾なんて言われたらどうするんです!」
「あぁ、最近はそんなこともあるのか、仕方ないな〜」
3人でご飯行った後、帰ったら美東さんからメールが来ていた。
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お疲れさまです。美東です。
脚本読ませていただきました、よかったです。
基本ベースはこのままで、2ページ5行目からと
4ページ13行目の部分が、もっと簡潔に書いても
いいですね。聴いてる相手に想像させた方が
効果的に思えます。次回もよろしくお願いします。
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褒めてもらえて嬉しいし、アドバイスもしっかりしてくれるから
本当に有難い。修正したものを今日見せて、OKが出ればこれが
3回放送分になるんだ…!
「おはようございます!今日もよろしくおねがいします!」
「あ、西河さんおはようございます、宜しくおねがいします」
「美東さん、これ、修正したものです!」
「ありがとうございます、読ませていただきますね!」
前回の収録が思ったより進んだため、予定よりだいぶ巻いている。
裕さんも内野さんもスタジオに到着し、収録が始まった。
「僕正直、ここまで順調に進むと思ってなかったんですよね」
「わ、私も思ってなかったです!」
「はははっ、新人脚本家さんって、やっぱり新人だから結構
色々悩まれたりするんですけど、西河さんって結構即決するし
自分の意見が凄くあるなって思うんです。それがこちらとしても
とっても助かってるんで、凄い順調なんですよね」
「実は、脚本家って、初めて出来た夢なんです。
だから、やっぱり自分でしっかり考えて、考えた上で
皆さんが納得できるもの、喜んでもらえるものを出したくて…」
「うん、やっぱり西河さんいいですね〜、よしっ!
実は今度新人脚本家でリレー形式に作品を作る企画がありまして。
西河さんに是非参加していただきたいです」
「ほ、本当ですか!嬉しいです!宜しくおねがいします!」
裕さんに話は聞いていたが、こうやってオファーされると
やっぱり凄く嬉しい!このラジオドラマと並行しながら
打ち合わせを行うことになった。
私の他に、もう3人居るらしい。晋太さん以外の脚本家に
まだ会ったことがないから、新人同士話ができるのが
凄く楽しみで、ワクワクしている。
早く、他の人にも会いたいなぁ。




