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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第二十三章
178/185

ついに制作現場に?


悩みに悩んだ執筆作業が終わり、つかの間の休息…

とは行くわけもなく、ありがたい事に絶え間なく仕事は来る。


ラジオの脚本や、イベントの脚本、最近では

ポツポツコラムまで書かせてもらえたりする。

そんな日々を送っていたら…



「庵ちゃん、今度仕事手伝ってもらっても良い?

 というか、アシスタントでもう向こうに言っちゃったんだけど」


なんて浅川さんが言うから


「あ、そうなんですか?

 全然行きます!勉強させてください」


「よし、じゃあこのスタジオに9時集合ね!」


そう言って渡された資料には、製作開始が発表された

アニメの名前と、よく見るスタジオの名前が書かれていた。


「えっえっ、浅川さん、このスタジオって!

 このアニメって!あの!」


「そう、人気作品の第2期なんだけど、今回構成を頼まれてね

 庵ちゃんにもいい勉強だと思って、入れさせてもらったんだ」


今やってる脚本の仕事も、もちろん楽しいし

まだまだ学ぶことは多くあるけれど、アニメの構成となると

右も左もわからない、赤ちゃんのようなものだ。

それにこのアニメ…


(アイドルストーリーズ…略してアイスリ…

 私の大好きなアニメじゃないか…ゲームから始まった

 アニメだけどストーリーが読んでて重厚すぎて、本当に

 アイドルのストーリーか?なんて思いつつゲームのキャラも

 格好良くて、配信されてる歌もかなりアーティスティックで

 最高なのだよねぇ…)


自分のやってるゲームと、そのアニメということもあるけれど

新しい仕事は、やっぱりワクワクが止まらない。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「おはようございます!!!」


「ははっ、庵ちゃん、今日は一段と気合入ってるね」


「はいっ、しっかり睡眠とってきましたし!

 今日はもう、たくさん勉強させていただきます!」


「よし、行こうか!」



スタジオに入ると、まず資料を渡された。

最初の構成などは、もう決まっているらしい。

もともと、このアニメはゲームが元のアニメで

ゲームをしている人は、ストーリーを知っている人が多い。

アニメにする部分の構成と、アニメならではの

サイドストーリーを今回浅川さんが少しづつ考えていくらしい。


「とりあえず、1話2話はゲームが元の話を先行して書いたんだ

 キャラデザとかはもうできてるし、ゲームでほとんどのイメージが

 ついてるから他のアニメとは制作過程が少し違うけど…

 一旦その資料読んでみて?」


渡された資料を読んでいくと


「そうだそうだ、ここから続くんだ…」


「あれ、もしかしてゲームしてる?」


「あ、はい、してます!

 この構成浅川さんが考えたんですか?

 原作っていうか、ゲームしてる人が見たら、興奮する

 ポイント押さえまくってますよ!」


「あっはっはっ、本当に?

 それはうれしいなぁ…そうやって言ってもらえると」



一通り資料に目を通して、今回は1話の収録と

2話以降の構成・演出を決める会議があるそうだ。




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