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黒髪ボブはだいたいエロい  作者: 羽根川艶子
1/2

下着はピンクが1番萌える

「また、これだけかよ、死ね。」

顔をしかめ、1万円を手に歩く女の子。


前田亜季は裕福な家庭に生まれた。

23歳

黒髪ロング

157.45キロ

Dカップ

容姿端麗。

学校でのヒエラルキーも

上で、男女共に好かれていた。

親もPTA会長で

先生たちからも媚を売られていた。

自分はとても

恵まれた人生であると、

思っていたのだった…。

奴に出会うまでは


「亜季ちゃん久しぶり♡」

「雅也さんお久しぶりです!」


金子雅也。


34歳

182cm

黒髪短髪

美男子

既婚者

医者

変態

ロリコン


亜季は病院に来ていた。


雅也は亜季を抱きよせ

髪を撫でた。

「綺麗な髪だね。」

2人の唇が重なり合いキスをした。

「鍵閉めないと誰か来ちゃうよぉ」

鍵を締める音と同時に、

診察室の電気も消えた。



…………………………………


「先生、じゃあもらおっかな!」

「うん、いつものね!!」

「はい、2万円」

「ありがとうございまーす♡」

「また会える?」

「いつでも呼んで!」

「奥さんにバレない程度にね!笑」

「わかってるよ笑」


亜季は病院から出た。

外は雨だった。

小雨だったのでそのまま

濡れて帰った。


「おかえり亜季」

「ただいま、圭ちゃん」



秋田 圭


28歳

178cm

黒髪えりあしが長い

塩顔

小説家

未婚


亜季の彼氏。


「どこいってたの?」

「ん?買い物だよ!」

亜季は雅也と会ってたことは

隠している。

「亜季、エッチしたい」

「やだ。」

「なんで?」

「疲れてるから!」


亜季は買ってきた

お菓子をたべはじめた。

圭はもともと優しい性格。

でも、夜になると違う。

昼間が1番都合のいい男なのだ。



部屋中に響きわたる

亜季の吐息。

むさぼるように

互いを確かめ合うかのようなキス。

急に圭の手が止まった。


「てめぇ。俺にいうことないの」

「別にないけど」

「今日のお昼なにしてた?」

「一緒にいたじゃん!」

「その前だよ」

「買い物、、、。」

「他の男と合ってたの?」

「いや、合ってないよ!」


圭は亜季の動揺を見逃さなかった。


「亜季に近づく男全員殺すわ」


………………………………


「痛くねぇのかよ笑」

「全然!笑」


雅也のお腹にはナイフが

刺さっていた。


「なんで亜季ちゃんと付き合ってるの?」

「好きだからだよ。関係ねぇだろ」

「これって嫉妬?笑」


腹から刺さったナイフをぬいて

不気味に笑う雅也。


「男の嫉妬は無様だねぇ。」

「笑ってんなよ。気持ち悪い」

「圭くんっていったっけ?」


雅也は圭にナイフを向け

近づく。


「刺すならさせよ」

「おっ!かっこいいーね♡」



圭の耳に口を近づける雅也。






「一緒に亜季ちゃん殺さない?」


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