委員長
「なぁ須藤」
「なんだよ」
「委員長キャラってどう思う?」
「お!珍しいなお前からこーゆー話するなんて」
「いやさ、俺が委員長キャラ好きなの知ってんだろ?」
「あー、なんか前に聞いたかもな、聞き流したけど」
「あ、テメェ、やっぱ聞いてなかったのか」
「いやーねぇ?俺って〜キャラつーより、見た目重視だし?貧乳?なにそれ無価値だろ?て感じだしな」
「は!?お前貧乳バカしてんのか!?…て今はいいだろう。また今度貧乳の良さは教えてやる。とりあえず今は委員長キャラについてだ!」
「まぁ、いいけどよ、委員長キャラ?て結局なによ?」
「そこからか…いいだろう教えてやろう。委員長キャラとは見た目はポニーテールに制服を高速通りにキッチリと着ていて、その性格は真面目でしっかり者。しかし!それは仮の姿!委員長キャラである彼女の想い人の前では普段の真面目な仮面を被ろうとしてもピンク色の思考に囚われたり、彼との接近で思わず赤面してしまったり、ツンデレじゃあないが想ってることとは逆の言葉を言ってしまい一人で落ち込んだりという…とにかくカワイイ生き物なんだよ!もうその姿は普段とのギャップのせいで何倍も魅力的に見えてだな!」
「あー、わかったわかった。キャラの概要とお前の性格も改めて把握した。その上で言わせてもらうとな。やっぱ『巨乳であれば認めてやろう』てことだ。なぁ、知ってるか?あの『何でも(省略)知ってることだけ』て名台詞。あれこそがその大きなおっぱいによる抱擁力と母性が溢れ出た委員長の形だと!真面目な委員長?いいんじゃないな?でもな!委員長とは自分の選んだ道のためならどんなことでもする、それこそ体だって敵に差し出したり、脅しを食らったら一時的には屈服してもあとあとで弱みを握り主導権を奪い返す。そんなおっぱい…じゃない委員長こそが最ッ高エロいと俺は思うのよ。そこんとこどうよ?」
「ああ、たしかにおっぱい委員長を認めてないわけじゃあない。たしかにあの『物語』の初期のおっぱい三つ編み委員長はあれはあれで魅力的だった。特に三部作にしちゃった映画なんてもうアニメ会社の本気のお陰でメッチャ綺麗に仕上がっててもう色んな方向に興奮したもんな。だがしかし!俺が想う最高の委員長は真面目委員長なんだよ!おっぱい?確かにあればそれはそれでイイとは思うが、あくまでそれは『付属品』に過ぎないんだよ!まずはキャラ、性格だろ!?」
「おっぱいだろ、ついでに尻もあったらなお良し」
「キャラだ!容姿なんて付属品だ!自分を磨いてない奴にいい性格の奴なんていないだろ!」
「いーな、キャラが重かったらそのあとの『お楽しみ』も楽しめなくなっちまうだろ!」
「キャラだ!」
「見た目だ!」
「中身だ!」
「おっぱいだ!」
「なかm
それじゃあ二人には清掃委員をやってもらうからねっ!しっかり学校に奉仕してもらうよ〜!
「「ハイ…」」
パチパチパチ
「なぁ」
「ああ」
「「貧乳元気委員長は一番ねぇな」」
キミたち!聞こえてるぞ?まったくもー!