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おバカなカネコ。  作者: 華槻 来詠
6/9

マンボウでした。


『……___時計の鐘が響く夕暮れ、空は緋色に染まり茜色の雲が穏やかに流れている。



帰り道のアスファルトに映し出された、ゆれるふたつのちいさな影はきゅっと固く手を結び



「……ずっと、いっしょだよ」



片方がそうつぶやくと、もうひとつの影も



「……ぼくたち、ずっといっしょ」



手を結んだままあるくふたつの影。その影……』



「……シロ!……ユキシロっ!!!」



教室の席に座り読書中(ショタもの同人小説)のユキシロの肩を大きく揺らし



何度も、何度も声をかける少女



「……カネコ」



至福のひと時を妨害されたことに対する抗議だろうか、怪訝な瞳でカネコを見上げる。

ただでさえ鋭い彼女の瞳はメガネの奥で瞬きされている。



「見てみて!これ見てっ」



まるで母親に今日一日あった事を話すときの子供の様に跳ねた声と

嬉しそうな笑顔でくるりとその場で回って見せる。


「……なによ、それ?」



「うん!これね~……」


少々不機嫌そうにそう問いかける彼女とは反対に楽しそうな声で答えるカネコ。

彼女の口から発せられたのは



「マンボウのきぐるみ!!!」



マンボウでした。



ちょっとだけ描写入れたかったんだよ!!!

べっ、別に盛大にスベってるとか思ってないんだからねッ!!!

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