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第三話 理不尽な世界

その時、粗末な扉が蹴り破られた。

「おい、まだ生きてたのか。しぶといゴミ屑め」

入ってきたのは、立派な革鎧を纏った男たちだった。この領地を治める代官の部下だ。

「おい坊主、今月の『安全税』だ。金がないなら、そのヤギを置いていけ」

「待ってください! これがいなくなったら、僕たちは冬を越せません!」

少年が必死に男の足にしがみつくが、男は無慈悲に少年を蹴り飛ばした。

その光景が、かつての自分に重なる。

力のある者が、理不尽に、持たざる者の大切なものを奪っていく。

武尊の腹の底から、どろりとした熱い塊がせり上がっていた。

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