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たなかたかだの高田です「ワァ!!きた!!」

「ん〜〜よく寝………ここどこ?」


「ぼくの家ですよ」


「直行!!」


直行ん家…?

どゆことだ?


「昨日タクシーで寝ちゃいましたから」


ああ〜寝ちゃたんだオレ……


「ワリィな直行…」


「別にかまいませんよ」


爽やかなヤツだな〜


「そういえば亀谷さんぼくのこと直行って」


「なんかそうよんだほうがいいかな〜と思って…オレたちファミリーなんだろ」


「そうですね!」


コイツの笑顔爽やかだな〜


「ありがとうな直行

オレ帰るよ」


「はいじゃあ気をつけて」


「んじゃな〜」



オレがファミリーか…


そんなことを考えてると自然と顔がにやけてくる。


「ん〜散歩でもするかな」


オレは家に帰るのをやめて適当にブラブラすることにした。


「いい天気だ」


あまりいい天気すぎて一人でいるのがもったいない気がする…


「誰か誘おうかな…」


いや…いっかめんどくさいし…


近くのベンチに腰を降ろした。


「マジでいい天気だ…」


ボーッと景色を眺めていた。


「ワリィ遅くなった…」


向こう側で聞いたことある声がした。


「い〜よそんな待ってないし」


女の人の声もする…


「ほんなら行こか」


………西田さんだ………

彼女かな?


にしては若いかな…


西田さんとその女性はどこかに行ってしまった。


今度聞いてみよう。


「何してんすか?」


後ろから声がした。


「ん?」


太一がスタッフと一緒にたっていた。


「お前こそ何してんの?」


「企画で芸能人のお宅を訪ねてるんです」


ヘ〜仕事か〜


「ちなみに今カメラもまわってます」


「マジで!!


え〜ど〜もよい子のみんな〜元ライダーマンの亀谷お兄さんだよ」


カメラに向かって喋るオレ。


「何してんすか!」


「自己紹介を…」


「いらないですよ!」


「ここであったのも何かの縁だしオレも行くよ」


「えっ行くんですか?」


「行きますよ」


「おけーですか

スタッフさん」


手で丸をつくるプロデューサー。


「んじゃ行きましょう」

歩き始める太一。


オレ後からついて行く。


「なぁ太一どこ行くんだ」


「行けばわかります

亀谷さんも知ってる人の家です」


オレの知ってる人……


「つきましたよ」


えっここって……



「直行ん家じゃん!!」


「そうですよ〜

今日は亀谷さんといっしょにおバカ俳優の上久保直行くん家に来ました。


拍手!」


(パチパチ)


「んじゃ早速ピンポ〜ン」


(ピンポ〜ン)


「はい………太一に亀谷さん?」


素で困惑してる直行。


「直行テレビテレビ!」


「あっど〜も俳優の上久保直行です。みんな見てる」


カメラに向かって喋る直行。


オレと同じことしてるし…


「何してんだよ!

亀谷さんと同じことしてるし!」














そんなカンジで撮影は進んで行った。


あ〜撮影も終わり家に帰ると三時だった。


「なんか疲れたな〜」


(プルルル)


電話か……


「はいもしもし」


「亀谷ちゃ〜ん」


マネージャーか…


「なんですか……?」


「元気ないじゃな〜い?」


この人はいつも元気だな……


「何なんですか…?」


「あ〜仕事よ仕事〜」


……仕事!


「何の仕事ですか!?」


「いきなり元気なって厳禁ね〜」


いいから教えてくれよ……


「え〜とね〜クイズ・サプライズだったかな…」


「あの番組か…」


嬉しいけど……複雑だな……


「後ね〜いつもの通販番組のやつね」


通販ね……


「わかりました〜」


「日付は今度事務所きたとき教えるから」


「それじゃ

失礼しま〜す」


サプライズか〜

楽しみなのかな………


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