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亀谷さんの弟分の太一です。ヨロシク〜

「はいOKで〜す」


お疲れ様でした


みんな口々に言って楽屋に戻って行く。


「ん〜緊張した〜」


オレは緊張が解けて疲れがドッと出てきた。


いいや楽屋に戻ろ…


スタジオから出ようとしたところに高田さんが


「楽屋の場所わかるか3点君?」


「わかります

あとその呼び方やめてください」


「はいよ〜

にしてもバカだったな〜珍回答の嵐なんてレギュラー確定じゃねぇか?」

冗談混じりに言う高田さん。


「だったらいんですけどね」


言葉ではそう言うがあんな恥は正直もうかきたくない。


「それじゃ〜高田さん失礼しますよ」


「また今度な〜」


楽屋に向かって歩きだした。



はぁ疲れた…

楽屋ってこんなに遠かったかな…

なんか目印は…………

あっ……あった

ここがAスタジオの通路で……

あれ?サプライズってCスタジオだよな……

……

……

…迷った。


ここどこ?


誰かに聞くか?

恥ずかしいからな…

知り合いを探そう……


5分後……


知り合いいね〜な…


「亀谷さん!!」


子供みたいな元気な声がした……


「山上君!!」


いたよ…知り合い…


「亀谷さん楽屋の場所わかりません?」


…………………


「お前も迷ったのかよ!」


「お前もってことは亀谷さんも!」


山上君はビックリした感じだった。


「ワリィねぇ山上君」


「いや、ですけど……

山上君じゃなくて太一でいいです」


照れながら言う山上君。


「わかったよ山上君」


「わかってないじゃないですか!!」


「あっ………ゴメンね

太一」


太一を強調して言った。


「それでいんです」



「ねぇ亀谷さんどうします?」


「まぁなるようになるだろ」


あれから迷い続けてけっこう立った。


「どこ歩いてもここに戻ってきますね」


あきらめ半分で太一が言う。


「マジどうしよう…」


「なんかしたんか?」


後ろから聞いたことのある声…


「「吉伸さん!!」」


「おっきい声だすなや

うるさいの〜」


ちょっと怒り気味の吉伸さん。


「すいません…

あの〜楽屋の場所がわからなくて…」


「あはははは」


笑い出す吉伸さん。


「笑い事じゃないんですよ」


「あ〜悪い悪い

この道まっすぐ行って突き当たりを左に行けば……

「「ありがとうございます

それじゃ失礼します」」


「Cスタジオやねん………

アイツら人の話きかんのな」



吉伸さんのおかげで……




サプライズのセットをばらしてるところについた………


「吉伸さんだましたな〜」


太一が悔しそうに言った。


「どうしました?」


近くにいた木村さんが声をかけてくれた。


「木村さ〜んオレらの楽屋の場所教えて〜」


木村さんはキョトンとして……


「いいですよ

このスタジオを出て………」


……………



木村さんに道を教わり楽屋を目指す俺たち。


そのとき木村アナは………

(あの三人も初めてきたとき同じ質問してきたな……

山上さんはしないな〜と思ってたら今日でしたか)



「やっとついた〜」


感嘆の声をだす太一。


「お疲れ太一」


「お疲れさまです亀谷さん」


やっと帰れる……


オレは楽屋のドア開けた。


(パーンパーンパーン)


「な……な…何?」


突然の音にビックリした。


「「「「驚きファミリーにようこそ〜」」」」


……………?


「どゆこと?」


「まぁいいから早く行くよ」


「どこに?」


「いいから」


オレは欄さん手を引っ張られてどこかに連れてかれた。

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