料理対決!!そしてトラブル…
二日目…
「合宿二日目は」
「「クイズに答えて食材ゲット料理対決〜!!」」
ワァァァァァ
お客さんはいないので自分達で盛り上げる。
……チーム分け……
オレは水色か……
欄ちゃんも一緒だけど……料理できるのかな?
………………
ウチは黄色だ…
欄ちゃんとかと離れちゃったけどいっか…
…………………
ぼくはピンクか……
朝田さんがいるし…
料理は大丈夫だろ…
「皆さんにはチームの中でクイズ組、釣り組、料理組にわかれてもらいます」
さぁ〜釣りだ!!
「亀谷張り切ってるな」
「いや〜高田さん!釣りですよ!!」
「わかっとるわ!!」
今釣り組で釣りを教えてもらってる……
早く釣りたい。
「それじゃ〜各自頑張ってください」
「よし亀谷行くぞっておらん!!」
オレは早速釣りに行った。
「食材ゲット早押しクイズ〜!!」
ぼくクイズ苦手なんだけど代表でいいのかな…
「さぁ頑張りましょ上久保さん」
レベッカが笑顔で声をかけてくれる。
「うん」
まぁ頑張ろう!!
「問題!」
……
……
…
ん〜無理だな……
「わかった?」
レベッカが小さい声で聞いてくる。
「わかんない…」
食材取れないかも……
「ヤバいね〜」
焦ってるようには感じない声だった。
でも落ち着く声だ。
「次の問題……」
………
………
……
……
…
結局ニンジンとお米1合しか取れなかった。
「どうしよう〜」
「料理作れないよ」
今は二人で反省中…
「怒られるかな〜?」
「大丈夫でしょお米あるし」
「ん〜謝ってこよう」
「魚もあるしね」
二人で米とニンジンを持って戻っていった。
クイズが終わった。
ウチらは料理の食材を持って調理場まできたけど……
「お疲れ様〜」
「何取って来た?」
アイドルの料理組が笑顔で聞いて来た。
「ジャジャ〜ん
これで〜す」
「お〜カレーはできそうだね」
「料理頑張って〜」
後はただ見てればいいだけだと思ってた。
「クイズ組集合〜!!」
吉伸さんが集合をかける。
「クイズ終わったからってのんびりしてられへんで
山菜取りに行ってらっしゃい」
え〜!!
「え〜じゃない!!
なに楽をしようとしてるんだ
行ってこい!!」
みんなはあまり気が進んでいなかったみたいだった。
いや〜釣れるな〜
「釣れへんな〜
亀谷どうやったら釣れんねん?」
高田さんは全然釣れてなかった。
「いや〜経験ですかね」
「悔しいわ〜」
それから1時間……
「戻りま〜す」
スタッフさんの声で釣り組が戻り始めた。
「0匹や〜」
「ぼくは17匹ですね」
これは胸はって帰れるな〜〜
できた〜
「いや〜食材もいっぱいあったしよかったです」
よかったな〜
食材あって。
「え〜今から試食して最下位のチームは野宿してもらいます」
え〜え〜!!
「じゃあ食べて来ます黄色から」
……
「……まぁ食べるな……」
次は私達水色チームに来た。
「あぁ……里中はじめ料理できるメンバーじゃない気がすんな……」
「そんなこと」
「ない」
「ですよ」
「なんで息ぴったりやねん!!」
吉伸さんは座って作りたてカレーを食べ始めた。
「なんやこれは?」
「カレー」
「です」
「けど」
「色だけな…味みしたか?」
「して」
「ない」
「です」
「「「けど」」」
「もうええわ…」
そう言ってピンクチームに向かって行った。
「いや〜ただいま〜」
「お帰り〜」
「亀兄〜ゴメン」
欄ちゃんがいきなり謝ってきたからドキッとした。
「え………な…な…何かしたの?」
「料理対決負けちゃった〜」
「えっ!!
ってことは…………
………
どゆこと?」
欄ちゃんは笑いながら
「野宿ってことです」
あ〜野宿か……
…………!!
「笑い事じゃないよ!」
「だからゴメンって!」
「魚班集合〜!!」
吉伸さんが集合かける。
「ちょっと行ってくる
後で詳しく聞かせてね」
そしてぼくは吉伸さんとこに向かった。
吉伸さんは小さい声で集まったメンバーに言う。
「雪がいなくなった…」
「「「えっ!?」」」
「静かにしろ!!
みんなには知らせんように……
コッソリ探してくれ」
「わかりました」
高田さんがテレビでは見せない顔している。
「行くぞ」
高田さん、太一、オレは雪を探しに行った。