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ちゃリース!!岩下雪で〜す一応一番年下かな…

「亀ちゃ〜ん新しい仕事よ〜」


「なんの仕事ですか?」

「歌がどうのこうのってやつよ」


ちゃんと覚えようよ……


「分かりました〜」


「再来週だから〜用意しといて〜」



収録当日……


(コンコン)


「亀谷さん失礼しま〜す」


「ハイ」


スタッフさんが入って来た。


「なんですか?」


「今日歌こちらでいいですよね?」


「あぁ…はい」


この前マネージャーにかってきめられたんだけど……


(これ歌えば多分おバカイメージに返上できるわよ)




んなこと言ったって…




「それじゃあ頑張ってください

失礼しま〜す」


「………」


楽屋に挨拶行こう…



(コンコン)


「失礼します

今日はヨロシクお願いします」


「お〜頑張れよおバカさん」


「おバカさんはやめてくださいよ」


……

……

……


楽屋を周って残りは芸人さん達の楽屋と女性陣の楽屋だ……


(コンコン)


「失礼し……」


「亀ちゃんじゃん」


「西田さん!」


そう言えばニシモトさんこの番組の常連だっけ…


「今日はヨロシクお願いします」

「何おバカなやつがかしこまってんだよ」


井本さんが言う。


「まぁがんばろぜ」


「はい」



「失礼します

今日はよろしくお願いします」


「頑張ってください〜

亀兄」


「レベッカもなんだ」


「私は審査員です」


「あっそうなんだ」


「そろそろスタンバイお願いしま〜す」


ADさんの声でみんなスタジオに向かった。


「亀兄行こう」


「ああ」


オレはレベッカと一緒にスタジオへ向かった。



「「芸能人歌うま王者決定戦」」


「さぁ始まりました“歌うま王者決定戦”」


ビーフシチューさんが進めて行く。


「今日はおバカ俳優が来ていると言うことで」


「誰がおバカ俳優なんですか!」


オレは前にでた。


「出て来るってことは自覚あるんじゃないの?」


「ないこともなくなくないです」


「ややこしいな!」


「すいません…」


「それじゃ〜まず一回戦第一試合を始めます」



「第五試合なんですけども……

ついにおバカが来ました!」


「だからおバカはやめましょうよ」


ビーフシチューさんは笑いながら


「では問題です……」


問題って…


「0から10を全てかけた場合いくらでしょう」


0からだから…

…!


「わかった!!」


「答えをどうぞ!!」


オレはカメラに向かって指を差しながら


「100!!」


(…………)


スタジオ全体が静まる。


「ブーッ!はずれ〜」


「えっ!!」


自信あったのに……


「やっぱりおバカでしたね」


「もう歌で汚名挽回するしかないですね」


「名誉を挽回してくださいね」


「対戦相手はニシモト〜」


「もう亀谷おもろすぎるでしょ!!」


「ホントに俺たち滑りますよ」


ニシモトさん二人で息のあったコメント。


「じゃあ歌に行きましょう

亀谷は?」


「斉藤正義さんの

歩いて帰る

です」


「続いてニシモトは?」


「ろれみれめんの

大雪

を」


「それじゃ第五試合スタート!!!」


亀兄って歌うまいのかな?

歌ったとこ見たことないけど…

カラオケ誘ってもいつも断るし……


(ジャジャジャーン)


始まった〜

心配だな……



……




みんな唖然としていた……


……スゴい……


いつもの亀兄じゃないみたい……



…………




(ジャーン)


「ありがとうございました」



「いや〜亀谷君うまいじゃない!!


ニシモトは今回も西田が足引っ張ったねぇ〜」


「そんなことないでしょ」


「はい負けました!」


「まだ早いわ!!」


ニシモトさんが二人で笑いをとる。


「それじゃ〜審査員の方々に…

あれ?

レベッカ泣いてんの?」


私は泣いてた…


「いや……亀谷さんがうますぎて…」


なんか泣いてるけど、泣いてないみたい…


「あ〜結果見えましたけど審査員の方々

得点をどうぞ!!」



「あ〜疲れた…」


収録長かった〜〜


「亀兄お疲れ様」


廊下で体を伸ばしてるオレに声をかけるレベッカ。


「惜しかったね」


「まぁ……

楽しかったからいんだけどね…」


そう…オレは決勝で負けちゃった……


「そんじゃ〜オレ帰るわ…

お疲れ様〜」


「それじゃ〜ね」



歌うのはいいけど…疲れるぜ……



「亀谷歌うまいやな〜」


「西田さん……!」


「気いつけて帰れよ」


「子供じゃないんですよ」


そう言ってオレは楽屋に入った。


「疲れた〜」


(プルルル)


「誰だろう?」


(ピッ)


「もしもし…」


「もしもし亀兄?」


欄ちゃんだ…


「どうしたの?」


「今から飲み行きません?」


飲みに?


「いいけど……」


「今どこにいます?」


「カジテレビにいるけど…」


「あ〜意外と近くですね


今からこれから来れます?」


「今から飲むの?」


まだ四時だよ……


「まさか飲みませんよ〜」


「…だよね……

でどこに行けばいいの?」


「カジテレビにいてください」


「はいよ〜

それじゃ〜」


(ピッ)


欄ちゃんと飲むのはあの時以来だな……


………


飲みすぎなきゃいいけど……



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