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おバカ6兄弟長女の里中欄で〜す。カントリーガールズで〜す。

「本番入りま〜す

3

2

1……」


「クイズ・サプライズ〜ヒットパレード〜」


(ワァァァァァ)


「え〜今日はついに……あのおバカ6兄弟が全員そろいました」


オレたちのことだよな……


「この6人がそろうって事は放送事故やで」


「そんなことないですよ!」


「そうですよ!」


オレたちが否定するなか周りの共演者たちは、確かにな〜とうなづいていた。


これは目にものを見せないと…


「それでは順位発表」


第一位……

……

……

……

……

……

……

第12位

14点獲得……

佐藤中さん


「結局お前らが残っとるやないか…ったく…

そんなお前らに悲しいお知らせがあります〜


残っとるやつに二桁はいません〜」


お客さんがガヤガヤし始める。


「はい第13位」


「7点獲得…三人いらっしゃいます

亀谷毅史さん」


「ヨシャア!」


「ヨシャア!ちゃうわ!!」


「続いて里中欄ちゃん」


「やった〜!」


「3人目は……

レベッカさん」


「そして残り3人のうち

2人が1点です」


それはやばすぎるだろ……


「第16位5点獲得………

上久保直行さん」


「よし!!」


ガッツポーズの直行。

落ち込む太一と雪。












こんなカンジで賑やかに進んで行った。




そして…………あるニュースがオレたちファミリーを驚かせた………



九月末……


サプライズのおかげでテレビの仕事が増えて来た。


そして今は久し振りの完全に休みの日……


(プルルル)


電話……


「ハイもしもし」


「もし亀兄?」


雪だ……


「そうだけど?」


「どうしたらいいの…」


…いつものカンジじゃない…


「雪何かしたのか?」


「………」


返事がこない……


「雪?」


「………亀兄………会いたい……」


会いたいって俺たちお互いの家知らねぇし…


「……わかった…

十時にカジテレビ前にな…

あそこなら怪しまれないだろ…」


「わかった…」


「それじゃ」


電話を切るとオレはすぐにカジテレビを目指した。



九時半…

カジテレビ前…




カジテレビについたけど…雪はいないな…

まぁまだ九時半だし…



「亀兄?」


隣にいた女の人に声をかけられた…


「ハイ?………もしかして雪?」


黙ってうなずく雪。


気付かなかった…


「んで何したのさ?」


うつむいて答えない雪。


周りからみればオレがいぢめてるみたいに見えてるだろう。


「まぁいいや

とりあえず場所変えよう」


オレたちは、駅に向かって歩き出した。



電車に乗ってオレの家に向かった。


念のため別の号車に乗った。


オレは目の前にいる人をみたことある気がした。


「……西田さん?」


「あっ!」


機嫌が悪そうだ…


「おはよ〜ごさいます」


「なんだ亀谷かいな」


やっぱ最近西田さんおかしいな……


「なんかしたんですか?」


「なんかってなんや?」


「いや〜最近様子がおかしいから」


「やかましいわ!

ちっ!」


舌打ちまで大きい。


「変なこと聞いてすいませんでした

じゃあオレおりますから」


オレは電車を降りた。


………雪どこ行ったろ?………


辺りを見回したが雪がいない…




ヤバいはぐれた……


亀兄から降りる駅聞いてなかった。

聞きに行こう。




亀兄が見つからない…


マジでヤバくないはぐれた……


どうしよう…


…!!


「えっ……」


……痴漢!


知らない人にお尻触られてる……


怖い…

声が出ない…

誰か……

助けて…










そのころ亀谷は…



「雪に電話………

番号知らねぇんだ……

メール………

アド知らねぇし……


あ〜どうしよう!」


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