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さらっと読めて、後味が悪くない作品!

ヴァレリー・ベリャーエフ氏病

作者: しまうま

 ヴァレリー・ベリャーエフ氏病という病気がある。

 ロシア人宇宙飛行士、ヴァレリー・ベリャーエフ氏が最初に発症したとされる病気だ。


 はっきりとした原因は不明。

 わかっているのは、長期間宇宙に滞在した人間がかかる病気だということ。


 症状を説明するのは難しい。


 発症すると、特定のものに対する認識がずれる。

 それは言葉だけではない。

 見た目も、別のものとして認識してしまう。

 ある概念が、まったく別の概念と、完全に入れ替わってしまうのだ。


 これでは発症していても、なかなか本人が気づくことはできない。

 完全に認識がずれてしまっているからだ。


 周囲から見ると、何かがおかしい。

 だが、具体的にどのような症状なのか判断することは難しい。


 認識がずれるのは、特定のものに対してだけ。

 それ以外は、普段と何も変わらないのだから。


 そんな病気に、かかってしまったようだった。

 おそらく、ハンドルとインド人の区別がつかなくなっているのだろう。


***


 そのとき、僕らは長期休暇を利用した観光旅行中だった。


 小型の宇宙船をレンタルして、プロキシマ・ケンタウリへ。

 宇宙旅行の中では定番のコースだから、たいした準備もせずに向かった。

 長期宇宙旅行用の人間ドックを利用していれば、ベリャーエフ氏病にかかることはなかったかもしれない。


 旅行へ行ったのは、僕とミナミ・カズサのふたり。

 付き合って3年経つから、宇宙旅行くらいでうかれるということもなかった。


 宇宙船の運転はミナミの担当だ。

 彼女は乗り物の運転が大好きなのだ。

 ゲームもレースのものばかりしている。

 好きなだけあって、運転はかなりうまい。


 おかげで何の問題もなくプロキシマ・ケンタウリに到着。

 一泊して、帰途についた。


 そこで、レーダーに反応があったのだ。

 宇宙船だ。


 宇宙旅行中に宇宙船同士がすれ違うことは、ほとんどない。

 宇宙の広さから考えれば、当然だ。

 ほかの宇宙船を見かけるのは、離着陸用ステーションを離れてほんの数分間だけ。

 特定の航路以外では、これが普通だ。


 一方で、少ない確率ながら、宇宙船同士が接近してしまうこともある。

 その場合は、お互いの位置を特定して、一定距離よりも近づくことがないようにする。

 事故を防ぐためだ。


 これらはすべてコンピューターが行ってくれる。

 人間が対処する必要はない。

 だが、一応、座標を送りあうのがマナーとされている。

 位置制御システムが未熟だったころの名残だろう。


 通信装置を起動して座標を送り、ミナミはレーダーを見つめた。

 向こうからの通信は返ってこない。


 僕も黙ってレーダーを見つめた。


 反応は、近づいている。

 通信は、返ってこないままだ。


「ねえこれ……おかしい……。こんなに近づいてくるはずないのに……。ついてないわ。きっとこれ、空賊よ」


 ミナミの言葉に僕はうなずいた。

 通信には応答せず、つけ狙うように、コースを合わせて近づいてくる。

 こんなことをするのは空賊で間違いない。


 空賊とは宇宙船を使った強盗だ。

 名前の由来はよくわからない。

 海ではないから、空でといったところだろう。


 宇宙は広いから、空賊を取り締まるのは難しい。

 一方で、空賊のほうも、獲物を見つけるのは難しい。

 割に合わない仕事だ。


 だから、いまどき空賊なんてめったにいない。

 もし遭ってしまったら、運が悪かったと諦める。

 あとは殺されないことを祈るだけ。

 あまりにも遭遇する確率が低いから、そういう対処が普通になっていた。


「どうする?」


「まかせて! 逃げきるわよ!」


 ミナミはモニターを真剣な表情でのぞきこんでいた。

 腕まくりでもしそうな雰囲気だ。


 ゲーマーの血が騒ぐのかもしれない。

 たしかにゲームなら、なかなか盛り上がるシチュエーションだ。


 見ると、ボタンをものすごいスピードで操作している。

 手動運転に切り替えたらしい。


 このままミナミにまかせたほうがいいんだろうな、と僕は思った。

 僕が操作しても、逃げきれるわけがない。

 僕でダメなら、ミナミしかいない。

 ミナミでダメなら、もう仕方がない。


 捕まったら、ただではすまないのだ。

 それなら少しでも可能性のあるほうに賭けたほうがいい。


「どう? 逃げきれそう?」


「すぐには追いつかれないから、加速スイングバイで逃げきる!」


「なるほど」


 スイングバイ航法を使えば、こちらの方向転換に合わせて追いかけるのは至難の技だ。

 同じことをするには緻密な計算が要求される。

 計算を間違えてしまえば、引力にとらわれて墜落することになる。

 こちらの動きを見て、即座にそれに合わせて計算するなんて、空賊にできるわけがない。


 だいたいの見当をつけて追いかけてきたとしても、こちらはすでに加速しているというわけだ。

 たしかになんとかなりそうだった。


「計算は間に合いそう?」


「いまやってるわ!」


 モニターにはプロキシマケンタウリCが映っている。

 だんだんと近づいている。

 どうやらこの星を使ってスイングバイをするようだ。


 スゥーとモニターの端を、何かが通りすぎていった。


「ミサイル!」


 ミナミが叫んだ。


「当たるわけないのに! でも危険だわ!」


 いっそうミナミの手のスピードが速くなる。

 さすがに僕も何かしないとな、と思う。


「ねえ、僕も何か――」


「私、計算に集中するから!」


「うん、うん」


「まかせてもいい? インド人を、お願いね!」


「うん。うん? インド人を?」


「そう! 私、計算だけでいっぱいいっぱいだから!」


「わかった!」


 僕は視線を移動させた。

 ミナミと反対側。

 僕の隣にインド人が立っている。


「なるほど」


 スイングバイ航法を使えば、無理な移動をすることになる。

 僕たちにかかる負担も相当なものになるだろう。

 操縦席に座っている僕とミナミはまだいいが、立ったままのインド人は危険だ。


 僕が手を差し出すと、インド人はうなずいて、「ダンニャワード」と言った。

 僕より落ち着いているかもしれない。

 たいしたものだ。


 ギュッと手を握る。

 するとインド人はまるで僕の心を読んだかのように、「アラムセー」と言った。

 あまりにもタイミングがよくて、思わず笑ってしまった。


「インド人は? 握ってる?」


「もちろん。しっかり握ってるよ」


「そう、まかせたわよ!」


 僕とインド人はうなずきあった。


「ミサイル!」


 ミナミが叫んだ。


「インド人を回して!」


「回すの!?」


 僕はインド人を回した。

 インド人は掌を上にあげて、肩の高さに持ち上げて、踊るような格好で回転した。


「よしっ! ギリギリ、避けられたわね!」


 ミナミは嬉しそうだ。

 テンションが上がっている。


「こういうの、映画でも見たことあるわよね!」


 ちょうど僕もそう思っていたところだった。

 映画の中のインド人は、たいていこうして踊っている。


「あのー、あれ! スターウォーズとか!」


 スターウォーズ? と僕は首をかしげた。

 インド人が踊る場面があっただろうか。

 ジャバザハットのいた店に、踊り子がいたような気はする。


「またミサイル! インド人を右に!」


 言われた通り、インド人を右に引っ張った。

 船に衝撃が走る。

 大きく揺れて、だが、右に引っ張っていたおかげでインド人は倒れずに済んだ。


「よけきれなかったわね。でもまだ大丈夫だから!」


「うん」


「コヒバートナヒン」


「これで……いけるはず。しっかりつかまっててね! スイングバイ、行くわよ! もうインド人は離していいわよ!」


「えっ? そう?」


 僕はインド人から手を離した。

 遠心力によって重力が強くなっていく。

 船が大きく傾く。


 インド人が目を丸くして、


「アレーヴァー」


 と言いながら、後方へと落ちていく。

 心配になって振り向いて確認すると、スタッと着地をして、ニコッと白い歯を見せて笑っていた。

 すぐに船の傾きは元通りになる。


「そうか、手を握っていたら宙釣りになってたからね。なるほど」


「……」


 ミナミからの返事がない。

 見ると、真っ青な顔をして、モニターを見つめていた。

 瞬きをしていない。


「どうしたの? もう逃げきれたでしょ?」


「うん……逃げきれた……」


 ミナミがボタンのいくつかを、押すわけでもなく触って、茫然としている。


「なら問題ないでしょ? 良かったよね?」


 インド人も首をかしげている。


「うん、でも、私、計算をちょっと間違えたみたい。予定してたのとは、違う方向に進んでるの……」


「そう。まあ多少違う方向に進んでもね。ちょっとくらい別にいいでしょう。逃げきれたんだし」


「でもね。ごめんなさい……。位置制御システムが止まっているの……。たぶんさっきのミサイルの衝撃で……」


 ミナミは真っ青な顔で続けた。


「だから、私たち、遭難したみたい……」


***


 初期の宇宙旅行の事故の中で、一番多かったのが遭難事故だ。


 宇宙には目印になるものはほとんどない。

 たとえあったとしても、大まかな方向を決められるだけ。

 ピンポイントで目的地へと向かう手段にはならない。

 一度目標を見失ってしまえば、もう二度と、戻ってくることができないのだ。

 太陽系を離れて、航続距離が延びるほどに、この傾向は強くなった。


 このため、大掛かりな位置制御システムプロジェクトが立ち上がった。

 4つの基準銀河に、7つの送信用惑星。

 そして、41の反射惑星を整備することによって、理論上人類が到達できる範囲全域をカバーする位置制御システムが構築されたのだ。


 現在ではこのシステムの精度もかなり上がって、宇宙船の操縦のほとんどを任せることができるようになっている。


 もしこのシステムが停止してしまった場合、それはほぼ確実に、死を意味することになる。


***


「コヒバートナヒン」


 インド人が首を左右に動かしながら言った。

 僕はうなずく。


「うん、そうだよ。気にすることはないよ」


「でも、ごめんなさい……」


 ミナミは今にも泣きだしそうだった。


「いい? 僕たちは、生きてるんだよ」


「うん……」


「空賊に狙われたけど生き延びた。それだけでも十分。遭難はしたけど、もしかしたらなんとかなるかもしれないでしょ。生きてるんだから。可能性はあるんだから、気にすることはないよ」


「うん……そうだね……ありがと……」


 ミナミはスンと鼻をすすって、弱々しく笑った。


***


 非常食が積んであったので、当分のあいだ食べ物に困ることはなさそうだった。


 しかし、こうなると、やることがない。

 宇宙船から出ることはできない。


「そうだ、2ケタかける2ケタの掛け算の暗算のやり方って知ってる?」


「2ケタかける2ケタ? ううん、わからないわ」


「そう、時間つぶしに練習してみようか」


「へえ、できるの?」


「いや、僕もできないけど、インド人はできるでしょ?」


「トラトラ」


「んふふ、何それ」


 インド人は自信なさそうに笑っていた。


 やってみると、インド人はほとんど役に立たなかった。

 インド人すべてが2ケタかける2ケタの掛け算の暗算をできるというわけでもないらしい。

 首を振って、人のよさそうな顔で笑うだけだった。


 まあそれならかえって時間つぶしになる。

 僕らは2ケタかける2ケタの掛け算の練習を続けた。


 飽きたらボードゲームをして。

 それに飽きたら自分たちでボードゲームを作って。

 どこかからボールを見つけてきて、ルールもよくわからないスポーツをしてみたり。


 結構な時間が経った気がするが、数日のことだったかもしれない。


***


「ね、私、あなたのこと、誤解してたかも」


 ミナミがそんなことを言った。


「そう?」


「うん。こんな状況なのに、なんか余裕があって。私、あなたと一緒じゃなかったら、おかしくなってたと思う」


「余裕? そう?」


 余裕があるのはインド人のほうだろう。

 いつもニコニコ笑っているし、なんだかよくわからないタイミングで首を回している。

 あれを見ると、力が抜けるというか、笑ってしまうのだ。


「ほら、そんな風に笑って」


 とミナミが肩を寄せてきた。


「本当に、良かった。あなたと一緒にいれて」


「そりゃあ……僕も良かった」


 なんだかいい雰囲気になってしまった。


 インド人はぱちりとウインクをして、大きく肩をすくめて、隣の部屋へと消えていくのだった。


***


 変化が起きたのは、それから少し経ったときのことだ。


「ねえ! ねえ!」


 ミナミがレーダーを指さしている。


「見てよ、反応! 反応がある! 船! 宇宙船よ!」


 たしかに反応があった。

 すぐにミナミがボタンを操作する。


「救難信号を送った! 気づいてくれれば、こっちに来てくれるはず……!」


 ミナミと僕とインド人は、息をのんで、レーダーを見守った。

 反応は……近づいている。

 通信も入った。


「助けに来てくれるって!」


 僕らは肩を抱き合って、飛び上がったのだった。


***


 救助に来た船の技師が少し確認して、いくつかの部品を交換する。


「はい、直ったよ」


 と言われて見てみると、位置制御システムは正常に動き出していた。

 こんなに簡単に直るのか、とミナミは唖然としていた。

 もちろん僕とインド人もだ。


 そんな僕らの表情がおかしかったのか、技師はにやにやとしていた。


「運が悪かったね。位置制御システムが止まるなんて。生きた心地がしなかっただろう?」


 それからちょっと真剣な表情になって、


「直ったとはいえ不安だろうね。ひとまず我々の船についてくるかい?」


 と言った。


 僕らは顔を見合わせて、全員一致で、ついていくことにしたのだった。


***


 船についていき、中継ステーションに到着する。

 僕たちがついていったのはかなり大型の宇宙船で、貿易用のものらしい。


「本当にありがとうございました」


 と頭を下げると、


「なに、いいのさ」


 とでっぷり太った船長が、嬉しそうに笑った。


「あんたたちからしたらついていなかっただろうがね、私らはついていたのさ!」


「はい? と言いますと……?」


「こんなに広い宇宙で、遭難した船を見つけるなんて偶然、めったにあるもんじゃない!」


「そうですね」


「つまり、それを見つけた私らはついているってことさ!」


 嬉しそうに頬の肉をプルプルさせる。


「ジンクスさ! 私の尊敬するね、ゴラム・ラム商船団の船長、ゴラム・ラムも若いときに、遭難した船を見つけたそうだ」


「へえ」


「すると、それまで借金が膨らむばかりだったゴラム・ラムの船が、突然莫大な利益を上げるようになるんだ。『一秒ごとに目の前の景色が変わっていくのが、私にははっきりとわかった。そのくらいのスピードで、私たちの船は成功をおさめたのだ』ってね! ンハッハッアアー!」


 最後のは笑い声だ。


「こんな話がいくつもある。ジンクスだ。かなり信頼できるやつだ。遭難した船を見つけたやつは、ついているってね。あんたらが感謝することはない。私らが感謝したいくらいだ」


 ご機嫌な船長につれられて、僕らはレストランへ。

 なんだかよくわからない成功者の話を延々と聞かされることになった。


 途中で船長が席を立ったときに、クルーが近づいてきて、


「申し訳ないね。うちの船長の話、長いだろ。今日は特にね。でもこんなに機嫌のいい船長は見たことがないんだ。悪いがもうちょっとだけ付き合ってあげてよ」


 と言ってきた。


「あ、はい。僕らも人と話すのは久しぶりなんで、楽しいです」


「そう? そうなの? じゃあちょうど良かった! よろしくね!」


 と離れていく。

 感じのいい人たちだった。


 インド人はというと、向こうの船にもインド人が乗っていたらしく、ふたりで「キャーハールハエ?」「ティケ!」などと言って大声で笑いあっていた。

 楽しそうでいいことだ。


 船長の話は夜遅くまで続き、僕らはお腹いっぱい食べて、次の日、「つきあわせて悪かったね」とクルーの人に食料品をごっそり分けてもらったのだった。


***


 船の状態を確認して、僕らは帰ることにした。


 最初に操縦席に座った時、ミナミは緊張している様子だった。

 僕とインド人がミナミの左右に並び、首を振ってインド式のダンスをしてみせると、「馬鹿じゃないの、もう……」とあきれた顔をして、それからは緊張することはなくなった。


 位置制御システムは動いているし、食料は食べきれないほどある。

 何の心配もない旅路だった。


 途中、インド人にナンを作ってくれないかと提案をしたとき、「サムジャーナヒーン」と悲しそうな顔をしていたくらいだ。

 本当に何事もなく、ステーションに到着してしまった。


***


 僕らが乗っていたのはレンタルの宇宙船なので、ステーションについたら返さないといけない。

 結構な延滞料金を取られてしまった。

 これは仕方がない。


「途中で位置制御システムが故障したんですが」と言うと、保険で直せるからその分の修理代は必要ないらしい。


 船を返すということは、インド人ともここでお別れだ。

 インド人はいつも通り歯を見せて、ニコッと笑って、「アルヴィダー」と手を振った。


 しめっぽいものより、こういうほうが、インド人らしくていい。

 僕も手を振り返した。

 僕の隣でミナミが、「なに手を振ってるのよ。もう」とあきれた顔をしていた。


***


 それから少しして、僕とミナミは結婚することになった。


「あなたと一緒にいると、本当に安心できる。あなたと結婚できて、良かった!」


 と言われてしまった。

 喜んでもらえて何よりだ。


 結婚をして、一緒に住むことになった。

 ふたりで住む場所を決めて、引っ越しをすませる。


 落ち着いてきたところで、ミナミが真剣な顔で僕に相談をしてきた。


「あのね、ちょっと高いんだけど、どうしても欲しいものがあるの」


 ミナミは車が欲しいのだと言う。

 車なら、ないよりはあったほうがいい。

 幸いにして、僕の貯金もいくらかはある。

 ふたりで相談して、こじんまりとした、かわいらしい車を買った。


「今日だよ! 楽しみだね!」


 納車日には飛び跳ねるようにして、はしゃいでいた。

 ミナミは本当に運転が好きらしい。


 車を受け取りに行って、僕は気づいた。


 そうなのだ。


 車なんだから、当然そうだ。


 新品の車のシートには、インド人が座っていた。


 ニコッと笑って、「ナマステ」と言う。


 僕もこらえきれなくなって、同じようにニコッと笑って、「ナマステ」と言うのだった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「ヴァレリー・ベリャーエフ氏病」という病が本当にあるのかと思って調べたら、この小説しか出てきませんでした。 こんなに笑顔になれる病、素敵です! ダンスのシーンとか最高!w [気になる点] …
[良い点] けっこう深刻そうですが、ほんわかした笑いがありました笑。インド人さんかわいいです笑。 キャラクター性がありましたね笑笑。
[良い点] 例の言葉がいつ出てくるかワクワクしてました。 コメディなのに、ラストでなんかほわっとしちゃう……! 心が幸せな病気、楽しかったです。 概念自体が入れ替わっちゃうと、話が通じてしまうってい…
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