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信条

自分としてもかなり挑戦的な作品です。


 昔から学校の先生になることが夢だった。

 当時は生徒として先生を見る立場であったが、その仕事のすばらしさに俺はすぐに気が付いた。

 児童期、思春期という人生の中で最も人格形成および物事の考え方の根幹を成すとされる貴重な期間に、世のいろはを教える人間、人生の先輩として彼らに接することができる職業……まあ簡単に言えば、子どもが成長する場面を最も近くで感じることができるのが教師だ。小さな頃から弟妹たちの面倒が苦ではなく、人付き合いも得意だった俺にとって教師は天職といっても差し支えないのではないだろうか。

 もちろん、実際に教師になってみれば大変なことはたくさんあった。

 それは、“異世界転移”した今だって変わらない。

 たとえ転移先で自分だけ異能力に目覚めなくても。

 たとえ転移先で魔法が使えず、異世界の生徒に侮蔑の目を向けられても。

 たとえ転移先で元生徒たちから見下され、嘲笑の対象になろうとも。

 僕は、彼ら生徒たちを――――――――愛している。


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