★関連作品紹介
最後まで読んでくださってありがとうございました。
楽しんでいただけたなら幸いでございます。
それぞれ単独で読めるようになっていますが、特に本作と関わりのある作品について、ご紹介します。
『最後の竜騎士と黄昏の王国』(長編)
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盟約暦1000年頃、つまり本作の200年後のお話です。名前だけ登場した金竜ブラウスクニースの死から始まる物語で、最後の竜騎士ランスベルの旅が描かれます。ファランティア王国の戦乱も主軸となっており、もちろんそこには北方四王の継承者たちも登場します。ついに北方を統一する上位王が現れ、戦争の行方に大きく影響します。本作以上に登場人物の多い群像劇です。
一章にさらりと出てくる「白竜ファーンヴァースの最後の竜騎士はビョルン」という関連ありそうな一文の他にも、一〇章にて語られるコー族の伝承「アイヤとエリアニ」は本作の後半部分が時代を経て変化したものです。コー族は極北の地へ逃れたドルイドたちの子孫で、〈芽吹きの地〉にて生き延びた彼らの一部は北方への(彼らにとっては南方への)帰還を望んで竜騎士を待っていました。伝承には、竜騎士のみがドワーフに門を開かせる、とあるからです。
また、本作に登場するギブリム・バン・ドスクスの息子バスクスが、ランスベルの旅の仲間として視点人物にもなります。ドワーフが地下を掘り進んでいる理由も明らかになりますし、カティヤたちが通った地下都市の廃墟を舞台としたダーガとの戦いもあります。




