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2.赤い部屋は夢の部屋

書いてしまった第2話。

ほら、ね?1度書いてしまったら途中で投げ出すのってなんか嫌じゃないですか。

まぁどっちにしろ低国語力の素人が書いた文なので期待はしないで下さい。

「ところで、陽太は私が死んだ時の事を覚えてる?」


唐突に菜摘は言った。


「え?確か病気で…」


俺がそう言った時、菜摘は少し驚いたような表情で


「あ、うん。そうだよ。」


そう言った。俺は少し不思議だと思ったが明と冬香との話で直ぐに忘れてしまった。


明の提案でまずはここを探索することになった。

まぁ知らない所に閉じ込められたら誰だってそうするだろうな。そして、二手に別れて探索することにした。二つに分ける時、冬香は女子だけじゃ危ないから男女で探索しようと言った。お前男子より強いだろって言おうとしたが膝蹴りが飛んできそうなのでやめておk…


「冬香、お前男子より強いだろ!」


明が言ってしまった。案の定膝蹴りが飛んでくる。流石陸上部のエース。あの明が滅茶苦茶痛そうにしている隣で菜摘は苦笑している。もはやあいつを怒らせるのはやめておこう。


結果、俺と冬香、明と菜摘という組み合わせになった。冬香がいるのでこちらは安心だが、明に菜摘という少々心配な組み合わせになってしまった。


まず一階を探してみることにした。明達は四階から探していくらしい。探索のお約束っていうやつだ。


「なぁ、石蕗、ここ本当になんにもないな。」


「そんなに私たちを返したくないっていうことかな…。」


「これは…なんだ、聴診器か。真っ白だな。どうなってるんだ?」


「本当だ…ここは全部白で出来ているんだね…」


「次の部屋に行くか…」


「ちょっと待って!なんであれだけ緑色なの?」


「は?観葉植物が緑色なのは普通だろ?」


「そうだけど…聴診器でさえ白かったのに葉っぱに色が付いてるのはおかしいよ…」


ここでは人間以外が何もかも真っ白な世界だ。なのにこの植物が緑色をしているのはおかしい。なぜだ?ここでは生き物に色がつけられるのか?いや、そしたら俺らが着ている服、菜摘が付けていた髪飾りも白くなっているはずだ…


「ねぇ、陽太?おーい。」


「あぁ、ごめん、考え事をしてた。」


「全くしょうがないね。今考え事をしている場合じゃないよ。探索探索っと。」


何か答えが出そうだったんだが忘れてしまった。やっぱりあいつは冴えてるのか馬鹿なのか…

こいつもうわかんねぇな…


「ここが最後の部屋かぁ…」


冬香が錆びた鉄扉を開けるとそこは仮眠室のようだった。沢山の人が吐き気を催す鉄臭い部屋のベッドの上で寝ていた。しかしみんな体が白い。よくこんな所で寝られるな…そう思っていると


「みんな寝ているみたいだから静かに探索しよう。」


冬香の呼びかけに俺は頷き部屋の中へ入った。

その部屋は今までの部屋とは違い、中に入ると自分の体までもが白くなっていった。


「きゃっ!」


俺は何があったのかと慌てて振り返った。


「なんで水溜まりがあるの?ちゃんと飲み物こぼしたなら自分で拭きなさいよぉ。」


どうやら思いっきり床にこぼれていた飲み物を踏んだらしい。


「おい、起きるだろ。静かにしろよ。」


「ご、ごめん…でもスカートと靴が…」


良かった。冬香に何かあったのではないかと思った。


「誰も起きてないからいいよ。」


俺がそう答えると


「う、うん…」


と帰ってきた。こんなにテンションの低い冬香は見たことがない。きっと色々な事があって疲れているのだろう。


「そろそろ出るか。」


と俺は言う。そして俺が部屋を出ると服や体の色は戻った。俺は集合場所に戻ろうとすると、冬香が顔を真っ青にして


「は、陽太…」


その冬香の方を見ると…


スカートと靴が赤く、赤く、染まっていた。そして冬香は失神して倒れる。

つまりさっきの鉄臭さは鉄扉の錆びた匂いではなく血の匂いだったのだ。

部屋は白かったので分からなかっただろうが、あの部屋は恐らく血の赤で染まった「永眠室」とでも言うべきだろうか。


その時ガチャンとドアが鳴る。


ー赤く染まった白い部屋。

そこにあったのは死因ではなく死体だったー

実はこの先の展開が殆ど決まってない…!

一番最後は決まっているのに途中が決まってない逆トッポ方式。次作が少し遅れるのは許して下さい!なんでもしますから!

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