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神聖独劇  作者: さとう
第一八章――永遠の地平
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未来への扉

 光――それは幻の世界への鍵。目を見開かば、そこかしこに満ちるのを知るだろう。

 それを捉えた刹那、光が瞬き存在を包み込む。眩い世界で魂は握り締められ、そのまま深淵へ投げ入れられる。

 深淵の底、静かな世界で永遠を求め彷徨う。暗闇の中、確固たる決意を持ち、這いずり、手探りで道を切り開くと、新しい光が眼前に顕れる。

 光の中へ進むと、美しく大きな世界が広がる。罪の浄化、罰の執行、魂の救済、存在の証明を経て、ついで太陽の昇る、善も悪も、罪も罰も無い世界を望むに至る。

 そこは命が充満する静寂の地平、創造と光が生まれる世界。輝くものが魂を導き辿り着く場所。


 光――それは己を導く希望。永遠に至らんとする意志、人に与えられた自由の証、希望の存在、未来へ繋ぐもの。

 涯ての光の中へ自ら赴くと扉は待っている。それは黄金の装飾を施された、金色の輝きを放つ不変の存在。

 魂は見えざる力の束縛から解放され、扉は祝福に満ちた音とともに開かれる。向こうに望む第二の世界では鮮やかに輝く自然が踊り、暗闇は形を持つことを許されない。

 その景色は無垢な命が描く純潔に染まる。繁栄と頽廃の焔が宿り照らす真実の地。

 光の中、不変の扉を越え、希望の未来へ歩みだす。

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