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神聖独劇  作者: さとう
第一六章――頽廃の焔
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幻想種の発芽

 全てを知る賢者が永遠の命の言葉が吹き込まれた種を蒔いた。

 種は大地に根付き、芽吹くと、時の沈黙の中で生命の歓喜を歌った。

 同時に自ら放つ誘惑の香りにつられ破滅へ至るものを見、悲しみと罪を知った。


 全てを悟る痴者が狂気の言葉も妄りに太陽の教えを説いた。

 夢という錯乱した世界と、いずれ内なる宇宙に収斂する孤独の深さを。

 光の先に見える暁の世界と、やがて訪れる黄金の扉の開かれる時を。


 始原の命を寿ぐ狂人、その言葉は美しい。

 過去と未来を繋ぐ永遠と自由の名を持つものよ。外から内へ、傍観者から体験者へ変わる。

 真の夢の扉は開かれている、新しい世界、太陽の向こうへ、常しえの園が待っている。

 そして見つけるだろう、もう一人の自分を。真実は扉の先に、真理は幻惑の光の中で待っている。

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