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神聖独劇  作者: さとう
第一六章――頽廃の焔
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夜明け

 輝くものは光を従え東から昇り闇を追い払う。闇は戦わず、影を残しそそくさと西へ姿を隠した。

 輝くものが全身を現す。すると光は拡散し、闇に取って代わる。

 光が遍く満ちると、夜は明け、朝が訪れた。また、光に生きるものたちが次第に目を覚ます。


 繰り返される夜明け、しかし、今日は違う。新たな闘争の影が光によって見いだされた。新しい影は強く、速く、やがて世界に広がる。

 光は輝くもののために戦い、影は闇のために戦う。そして、天が落ちるとき、光と影は輝くものと闇の審判を受ける。

 審判が下されると光も影も裁かれ勝利者はいない。勝者無き世界は再び微睡み、幾千の時を越える。


 時は満ちた、再生の光が瞬く、それは終わりの合図を意味する。

 時は満ちた、終わりの闇が広がる、あとは最後の破滅を残すだけ。


 未来の光を見つめるか、それとも、未来の影を踏みしめるか。

 祝福の音を鳴らし開かれる黄金の扉を潜るか、それとも、狂気の果てに再生という名の滅びを歩むか。


 すぐそこに輝くものが見える、闇が退き始めた、これから戦いの夜明けが訪れる。

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