表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神聖独劇  作者: さとう
第十二章――聖なる契り
45/71

神の誕生

 天高くから燦然と輝き、生けるものを治める太陽と導きの光は、今やともにあるのではなく、支配する高次なるもの、大いなる力として世界の中心に据えられている。

 人は己の力など遠く及びもしない存在だと畏敬の念を抱き、より篤く信仰に熱を入れるようになっていた。

 信仰は本来持ちうる生の自由を奪い、自らの限界を定めたが、同時に、死を信仰に還すことによりその恐怖を和らげた。

 自ら行った戒めと束縛を恩寵と救済と解釈し、太陽と光こそがすべてであると錯誤したときから、我を忘れ、自己の全てを捧げるほど過度に讃美を行うようになっていた。

 それは、理知や多様な感情によって抑えられ内在していた狂気の発露であり、人を捨て、絶対のものによる存在肯定を願う証しである。

 狂える信仰は理性の箍を外し、定められた限界を越えるほどに想像力を高め、ついに肯定するもの、すなわち神を創造した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ