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神聖独劇  作者: さとう
第十一章――夢幻人
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罪と世界

 それは定めだったのかもしれない。人が生まれ、神を生みだしたのは。

 己の力だけで暗闇を晴らすことが出来ず、安息を手にするために、誰かに肯定してもらいたいがために、盲目の行為だと分かっていても必要だったのだ。

 時は流れ、力を手にした神は、人を縛りつけるため、罪という枷を我々に与えた。

 罪の存在は人に善と悪の概念をもたらした。善は神に傅くことであり、そこから信仰と祈りを生じさた。悪は神を蔑ろにすることであり、それ故に懶惰と混乱を招いた。

 大きくなりすぎた神の力を、罪を、畏れ、人は己の無力さを嘆くようになった。善は悪を、悪は善を、人は神を、神は人を、罪とともに世界に縛り付けたのだ。

 罪は世界の流れを定めた。その流れが行き着く先は希望か荒廃か分からぬが、一つ言えることがあるとするなら、今現在、世界は罪に染まり始めている、ただそれだけだ。

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