表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神聖独劇  作者: さとう
第九章――清浄なる未来
28/71

光の道をゆく

『聖なる地平、そこは峻厳で険しく、艱難辛苦に身を悶える遥かなる道。悲哀の風が虚しく胸を吹き抜け、慚愧の大地が果てなく広がり、そぞろに時間が流れ過ぎ行く。

 暗鬱なる木々が見下ろす森、悪徳を纏う霧が覆う闇、静寂を破る雹が降り注ぐ。罪の数だけ傷付き、光の先にある罪無き世界を目指し駆ける場所。

 栄光と愛情により燦爛と輝く楽園は遠い光の中で待っており、すべてを背負うものがそこへ向かう。

 彼は叡智の根源を知る罪人。深い幻に微睡むものたちに現実の色を蘇らせる。

 彼は永劫に回帰する伝道師。善悪・正邪・聖俗、相剋するものを導き救い出す。

 彼は光に包まれた旅人。真実の言葉と真理の世界を残し、不変の御国へと誘う。

 すべてを背負うものにより繰り返される救済によって、世界は光輝に満ちるものへと変貌してゆく。やがて、世界に創造は溢れ、破壊と再生が新たな時間を織り成し、小さく、大きく揺らぎながら一つになってゆく。

 古から続くたった一つの想いは時に刻み込まれ、連綿と続く光の未来へ繋がりゆく。』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ