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神聖独劇  作者: さとう
第八章――光
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光に包まれて

 微睡んでいると目の前を一閃の光が横切った。光は急速に広がると、輝く世界へ誘うよう体を包み込んだ。

 光の先の世界は真っ白で目も眩むような世界であった。そこでは、様々な感情や想いを乗せた数多の物語が紡がれ、光となり、一つの終わりに向かって突き進むのが感じられた。この眩い世界で暗闇は形を持つことを許されず、光は満ち満ちて、永遠に続く幸福を約束するかの如く輝いている。

 光輝に溢れた世界はすべてを内包し、あらゆるものをどこかへ――たぶん、未来へ導いていた。前へ進む道を照らし、過去は輝きが覆い、見えなくしている。

 また、夢幻の彼方で金色絢爛たる扉が心地良い音を、祝福に彩られた音を奏でながら開かれるのが見えた。


 扉の向こうに広がる景色は、いつか見た景色と似ていたが、違うものであった。希望に燃える叡智が、明るい未来を信じる奇跡が、幸福を描く世界が、光によって形をなしている。

 光の彼方――導きの扉――まだ見ぬ世界――希望の未来――最果ての終わり――すべてが一つに連なる。あらゆるものが一つになる。光はありつづける、いつまでも、そのときまで。


 すべてがあって、あらゆるものがない。光の中で永遠は待っていた。

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