表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
埴輪と旅する女①【会津若松編】第017回  作者: Mikiko


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/1

埴輪と旅する女①【会津若松編】第017回

 『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。


 わたしが撮った売店の写真はありませんので……。

 ↓JRグループの『トレたび(https://www.toretabi.jp/)』さんのサイトから拝借しました(https://www.toretabi.jp/railway_info/entry-1556.html)。

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)

み「うーむ。

 今日一番の、いい眺めかもしれん」

ハ「変わった銘柄のビールやな。

 初めて見た」

み「さもありなん。

 これは、新潟限定ビールなの。

 『風味爽快ニシテ(https://www.sapporobeer.jp/fuumisoukainishite/)』。

 一度、飲んでみたいと思ってたのよ。

 念願が叶った」


挿絵(By みてみん)

み「おや。

 缶の裏に、いろいろと書いてあるぞ。

 なんと!

 サッポロビールの生みの親は、新潟県人じゃと。

 知らなんだ。

 与板の人だったのか」

ハ「“よいた”ってどこや?

 酒飲みばっかりの土地で、“酔うた”か?」

み「アホたれ。

 昔の、三島郡さんとうぐん与板町。

 今は、長岡市に合併されてる。

 ふむふむ。

 その与板出身の中川清兵衛という人が、ドイツでビールの修行をして……。

 そんでもって日本に帰って作ったのが、『札幌ビール』だって」

ハ「なんで札幌なんや?」

み「知らん。

 もう、飲むぞ。

 温くなってしまうわ」

ハ「その茶色いのはなんや?

 パンか?」

み「何で、ビールのアテにパンを食うんじゃ。

 胸焼けするではないか。

 パッケージを開ければ、匂いでわかるじゃろ。

 どうじゃ?」

ハ「思いっきり、魚やな」

み「あたぼうよ」

ハ「何を威張っとるんや」

み「じゃ、まずこれを容器に移してと。

 さっき、車内で食べますかって聞かれたときは、いったい何ごとかと思ったわい。

 ひょっとして、煙突から出る煙でスモークして食べれって言われるのかと思った」

ハ「そんなわけあるかい」

み「そしたら、このスチロールの容器と割り箸とお手拭きをくれたわけ。

 親切じゃないの、JR東日本。

 あ、食べる前に記念撮影しよう」


挿絵(By みてみん)

み「撮るぞ。

 じっとしとれよ」

ハ「ビールに挟まれて冷たい!

 早よ撮れ」

み「パチリ。

 さて、食うぞ。

 パクリ」

ハ「美味いやないけ。

 鮭やな」

み「味が伝わったか」

ハ「おう。

 もう飲みこむのか。

 もったいない」

み「わたしは早食いなの」

ハ「これは、ただ焼いただけやないな」

み「レシートに、商品名が書いてあるんじゃないのかな。

 あったあった」


挿絵(By みてみん)

↑レシートが残ってました。


み「『鮭の焼き漬け』とある」

ハ「焼き漬けって、どうするんや?」

み「即、検索!」

ハ「またわしか。

 お、なんと、農林水産省のページに出ておった(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/sakeno_yakizuke_niigata.html)。

 村上市の郷土料理やな。

 『煮切った酒とみりんに醤油を加えた醤油だれに、白焼きにしたサケを熱いうちに漬け込む』とある。

 これは、美味くないわけないな」

み「さて、ビールをいくぞ。

 グビリ」

ハ「ほぉ~」

み「何か、変わった味だな。

 爽快なのか?」

ハ「わしに聞くな。

 けっこう美味いやないか」

み「確かに、旅先で1本飲んでみるにはいいかもね。

 でも、毎日飲むビールとしては、ちょっと違うかも」

ハ「どう違うんや」

み「値段が」

ハ「そっちか」

み「わたしが普段飲んでるのは、第3のビールだしね。

 『アサヒ オフ』。

 アルコール度数、3%~4%」

ハ「薄っ!」

み「爽快どころか、ほぼ無味」

ハ「味気な」

み「テレワークの昼飲みにはピッタリなんじゃ」

ハ「仕事中に飲んどるのか」

み「さいなー」

ハ「開き直るな」


■風味爽快ニシテ

 ↓本編でリンクを張らせていただいたた『風味爽快ニシテ(https://www.sapporobeer.jp/fuumisoukainishite/)』のページの文章を、そのまま引用させていただきます。

+++

●1876年/開拓使麦酒醸造所、開業。

 ドイツでビール醸造の修行を終えた新潟県与板町(現・長岡市)出身の中川清兵衛。

 彼を主任技師として迎えて開拓使麦酒醸造所が設立されました。

 サッポロビールの歴史は、ここから始まります。


●1877年/中川清兵衛、冷製「札幌ビール」を発売。

知識と技術と情熱を総動員してビールづくりに挑んだ中川清兵衛は、開拓使麦酒醸造所で初めてのビールとなる、冷製「札幌ビール」を発売しました。そのビールは大きな評判を呼び、専門家からも最大級の賛辞が送られました。


●1886年/大倉喜八郎、官営事業払下げを受け、大倉組札幌麦酒醸造所設立。

 新潟県新発田市出身の実業家である大倉喜八郎は、開拓使麦酒醸造所の後裔である官営(北海道庁)札幌麦酒醸造所を受け継いで大倉組札幌麦酒醸造所を設立。

 翌年(1887年)には渋沢栄一、浅野総一郎らの申し出を受け、事業を譲渡し、自らも発起人として札幌麦酒会社を設立します。

 持ち前の経営手腕を発揮し、サッポロビールの礎を築きました。


●2012年/新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」発売。

 日本の麦酒産業黎明期を開拓した人物を数多く輩出した新潟。

 サッポロビールの歴史は、新潟なくしては語れません。

 そんな新潟に感謝を込めて醸造した麦酒が、新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」。

 中川清兵衛が追い求めていた麦芽100%のうまみを活かしながら、新潟の食に合うすっきりとしたのどごしに仕上げた、特別なビールです。

 この一風変わったネーミングは、初代ビールの当時の宣伝文である、「風味爽快ニシテ健胃ノ効あり」から付けました。


●2022年/発売10年目を迎えリニューアル。

 パッケージデザインのリニューアルに加え、これまでよりもさらに、「風味爽快」な飲み口に磨きをかけました。

 もっと、ずっと、新潟の皆様の為に。

 サッポロビールから感謝を込めたリニューアルです。

+++


 以上、引用終わり。


 ご興味のある方は、ネットであれば買えるようですので、試してみてはいかがでしょう。

 でも、箱買いになっちゃいますね。

 味は、はっきり言って独特です。

 銘柄を教えずに注いだら、一口飲んだ人は「なんだこれ」と驚くでしょう。

 人によって、好き嫌いが分かれると思いますので……。

 いきなりの箱買いにはリスクが伴うことをご覚悟の上でどうぞ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ