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誰か、がいた  作者:
16/17

「"黎明"」

世界は俺を許さない


イカれた様な生臭さを感じさせる


血の気が引きそうな


泥にまみれた世界で


俺はガラクタな人形として存在してた


だが君は俺を見る目は純粋でまっすぐだ


俺を逃がさない


自由気ままな君は


優しい笑顔を


暖かい手で


逃げ出しそうな時に包み込んでくれる


君はこの先もいてくれるように感じる


あぁ、俺はなんて卑屈で囚われの身なんだろう


俺にはあの一瞬が消えることで


ただのがらくた人形だ


ただの人間になりたい


俺といる君と離れたくはない


だが君を犠牲にしたくない


君を世界から遠ざけるためには


もう君とはいられない


世界はいつ俺を自由にしてくれるのだろうか

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