始まりの始まり
「おはよう、夏加」
「おはよう」
と私は声に対応する、私は柄山夏加、中学2年生
ここは市立桜樹中学校
私たち生徒は桜樹小学校からの持ち上がりなのでみんな顔見知りで9年間一緒に学校生活を送る
私たちの学年は4クラス
ちなみに私は2年3組だ
昨日、始業式があり、席は番号順になっている
教室に入ると数人いて、予鈴が鳴るまで後10分あり、私は席に座る、新しいクラスでみんなのこと知ってるけど楽しいクラスになるといいなと思う
「おはよう夏加」
「おはよう美奈」
友達の葛城美奈
「良かったね、彼と同じで」
「彼って?誰のこと?」
「あの幼馴染と同じで」
「あー、悠のこと?まぁ、面倒みないといけないから一緒の方があいつのためになると思うし」
「え、いやそういうことじゃなくて」
「恋愛…でしょ?」
「分かってんじゃん」
「だって興味ないから男としてみてるけど弟って感じがして」
「いやみてないじゃん」
私の幼馴染の佐伯悠
昔は可愛かったのに今はもうカッコいい男の子になっちゃった、だけど中身は……
「僕のこと喋ってるの?」
「え、うんそうだよー、気になる?」
「気になる、気になる」
男らしさが顔と体以外出てない、弟キャラでこのまま進んで欲しいとクラスの女子の心が漏れてるほど
こんな感じで学校生活をずっと送りたいなと思う、何も起きないといい……と思っていたのに
これぞアオハルと呼べる恋愛小説にしたいです。
早くくっつけよーお前らと読者が思うほどのものを書きたいです。小説家になろう発投稿!