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死後の老人会  作者: 34
第十章 最後の5日間
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第四話 遺されたもの

まだ、おれはあいつのいた墓場にいた。今日を入れてあと二日で生き返るっていうのにこれでいいのか、という気もしないでもないでもない・・・まあどうせ明日には別の場所に移動するんだし、しばらくここに居座らせてもらおう。


・・・暇だ。やることが無さすぎる。何をしてればいいのか。

まあ生まれ変わる世の中について調べておくか、というわけでネットサーフィンを開始した。

・・・ほーん・・・へー・・・はーん・・・・・・

と、ツイッターをゆっくりと漁っていると、ふと、「#今幽霊なんだけど質問ある?」というハッシュタグを見つけた。それが一種のネタ投稿だということはすぐに分かった。が、暇というものは恐ろしいものでそのハッシュタグが付いた投稿をどんどん遡っていくと、

「死んだって結局周りに人がいて一人になれなかった」

「そうか、死ぬのは年寄りが多いんだ。地獄じゃないけど天国でもないな」

等々本物の幽霊が書いたんじゃないか?というようなツイートがあった。そのうちの一人のツイートを見ていたら、

「おれは耳が聞こえないけど、こっちに来て初めて友達が出来た」

というツイートを見つけた。最新のツイートを見ると「また人生ゲームを始めてみる」

と書かれてあった。

いつの間にか涙が流れてきた。風が吹いてきて顔が冷えてきた。なんだか急に死にたいような、叫びたいような、そんな感情が湧いてきた。

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