表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死後の老人会  作者: 34
第九章 ケリ
45/51

第五話 End

大きな木の影に隠れ、スナイパーライフルを生成する。大きいので木からはみだなさいように。幸いにもあいつはほとんど動いていない。スコープを覗き、ゆっくりとあいつに照準を合わせていく。首より少し下に狙いをつける。反動で上に上がることを考えたらこれくらいがちょうどいい。トリガーに手をかける。静かに深呼吸をする。いい加減腹をくくるときがきた。ここまでみんなに好きにやらせてもらったんだ。ここで殺りきらなければ。息を吐き終わり、目を見開く。

決意を固めたそのとき、

「誰もわかってくれねえのかよ!」

と叫ぶ声が聞こえた。びっくりして誤射しそうになった。気づかれたか?

「もう人生なんてやめたいって思って死んだのに!死んでからもいいことなんてねえし!徹を殺してこいって言って行かせたら誰も帰って来ねえし!・・・勝手に怖がって誰も俺をまともに相手してくれねえし!どうしろって言うんだよ!」


最後に、殺しにくいことを叫んでくる。

はぁ、とため息をつき、スコープを覗き直す。


今更やっぱり止めました、とは言えない。頭の中では「気づいてくれ」と願っている自分に気づく。が、脳から送られてきた指令はもう止められない。引き金を握る手に力を込める。


シュッ


練習通りの発砲音が辺りに響く。ゆっくりとスコープから目を離すと、予想通り、ぴったり頭に弾が当たり、血を垂れ流すあいつがいた。

これで、もう終わりだ。こいつからの恐怖も。こいつによって引き起こされ続けた悲劇も。そしてこいつの悩みも。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

暗い話書くの向いてないな...書きたくなくなるw

あと5話!12月中の完結目指したいなあ...

これからもよろしくお願いします。もうちょっと更新頑張りますw

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ