第四話 今何の時間?
「物だけはあるが・・・あいつらの体は消しちまった」
自分で想像したものを産み出せる他にも、幽霊は消したいと思ったものを消すことが出来る。ただ霊体の人は消せないって前聞いた気がしたけどなあ・・・と思っていると、
「ああ、霊体の人も消せるんだ まあ抵抗されなければ、の話だが」
と橋本爺さんからのちょうどいい説明が入った。
なるほど、気を失ってる奴なら消せるってことか。・・・結構物騒な世界だな。
なんかお前にだけは言われたくないって声が聞こえる気がするが気のせいだろう。おれは平和主義者だ。
・・・こんなバカなこと考えてる場合じゃなかった。早く"ブツ"を見せてもらわなきゃな。
「で、その物って・・・」
「ただで見せるわけにはいかねえなあ」
うっわ、すっごい笑顔。これは大分面倒なことになるな。
「で、条件は?」
「美菜ちゃんのこと、どう思ってる?」
予想的中。いや、予想してたより100倍面倒だ。
「どうって・・・いい人だと」
「ああ?」
キレるポイントが意味不明なんですが。なんも悪いこと言ってないきがするけどな、おれ。
「ったくめんどくせえな!好きか!嫌いか!どうなんだ!?」
うん、無駄に取り調べ感は出てきた。私は無実です。
「どうって訳でも・・・嫌いではないって感じかな」
「・・・・・・あーもうしょうがねえ、ブツ、見せてやるよ」
平和的解決成功。




