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死後の老人会  作者: 34
第八章 墓場警察署山奥交番
37/51

第二話 取調開始

「・・・前おれが」

「ちょっと一回止まれ」

「え?」

「一回『絶対言わねえ』って言ってくれ」

なに言ってんだ?という言葉を無理矢理飲み込む。

「細かいことは気にすんな!はじめ!」

「・・・絶対言わねえ」

とおれが言い終わる前に、

「そうか・・・だったら」

と言って

「これを食え」

と出てきたのはカツ丼だった。ああなるほど、これがやりたかっただけか。すっげえかっこつけてて笑いそうになった。

「ま、昼飯もまだだしな ありがたくいただくとするか」

「おお食え食え そして正直に言え」

「言われなくてもそのつもりで」

「で、なにがあった?なんであんな奴らが急に襲ってきた?」

「・・・前、怖い話っつってしたあの話覚えてるよな」

「ああ」

「あれの時間設定を2年ずらせば大体分かる」

「・・・・・・」

橋本爺さんがフリーズしてる・・・?

「・・・おーい?」

「・・・ん?」

「いや、フリーズしてたから」

「・・・あの話な、正直あんまり覚えて無くてな・・・」

「さっすが爺さん ぼけてんな」って言いそうになったのをぎりぎり踏みとどまった。いや、「さっ」位までは出た気がする。

とりあえずあの話をもう一回した。大分おおざっぱになった気もするがまあ、いいだろう。

話し終えると、

「ああ覚えてる覚えてる」

と言った。あ、うそだな。

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