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死後の老人会  作者: 34
第七章 県立墓場病院
35/51

第五話 花束

「うん、多分もう大丈夫だね」

あれから二週間経ち、傷も大分ましになってきた。とりあえず歩けるようになり、ベッド生活から解放された。

「あ~これでようやく退院だ~」

「いじりがいのある患者がいなくなるのはなあ~」

「いや、どっちにしてもいじるでしょうが」

「まあな」

「そんな即答!?少し悩めよ!」

「何を?」

「だーもう!めんどくせえ」

こうして無事に医療ミスにあわずに(多分)退院出来た。

「あ、そうだ」

と言って美菜さんがボロボロになったスマホを取り出した。

「あ・・・」

おれのだ。いつの間に落としていたのか。

「一応拾っといたよ 電源つくかも分からないけど」

「・・・どうも」

いろいろ忘れてた。スマホの存在も、ここまで絶対に欠かさなかったゲームのログインボーナスも、そして、女性との日常会話の仕方も。

この際だから言うけど何で美菜さん途中から白衣に着替えてたんだよ。絶対楽しんでたろ。こっちはただ女性と話すだけでも結構緊張してんだぞ。それに白衣って・・・、なんか余計緊張するだろ!でもこれはあれだ、病院ぽくて緊張するってだけでなんかそういうあれじゃない。うん。本人が言うんだ。間違いないな。うん。


「やべえな」

スマホの方は、というとさすがにボロッボロだ。画面がもうひびだらけだ。クモの巣、を越えてもう真っ白だ。とはいえ奇跡的に電源はついたのでSDカードにデータを移行する。ろくに画面見えないからすっごいやりにくい。移行する間に新しいスマホを作っておく。そしてデータを大体移行したら新しいスマホの方にSDカードを差し込む。そっちにデータを移しながら、LINEなんかの設定をする。するとメールやらLINEやらが一気に来た。

こんなに思われたのは、人生で初めてかもしれない。

なんだか、


鳥肌が立った。

第七章完結です。ここまでお読みいただきありがとうございます。

第五話とか更新遅すぎですね(汗)もうちょっと頑張ります。

今回の章は久しぶりに楽しい回が多かったなあ・・・。でもここからまた暗い話が多くなると思います。

次の章では徹の過去が明らかに・・・なる予定です。気が変わらなければですがw

これからもよろしくお願いします。

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