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死後の老人会  作者: 34
第七章 県立墓場病院
31/51

第一話 入院

・・・・・・なんだ?声が聞こえる。日本語のような気もするし、外国語のような気もする。なんて言ってるんだ?話の内容が頭の中を止まることなく抜けていく。目の前が真っ白で何も見えない。何か見ようとして、動きが硬いまぶたをゆっくりと上げていく。

「お!目え覚ましたぞ!」

「なに!?本当か?」

ん・・・?ああ、そうか。

「良かった~」

「おれ・・・本当に・・・生きてる・・・?」

「はっはっはっ安心しろ。もう死んでる」

「だったな」

「さて・・・よっこら・・・痛え!」

腰に激痛が走る。

「あ~寝てなきゃだめ 一応は縫ったけど完璧じゃないから」

「美奈ちゃんは看護師の資格とかも持ってんだぞ!感謝しな」

「・・・ありがとうございます」

「いいよいいよ そうだ、血液型何?一応輸血しておきたいんだけど」

「Aです」

どっと笑いが起きる。

「何で笑うんだよ!」

「そりゃ笑うわ!どこがAだよ!一番かけ離れてるだろ!」

「うるせえ!」

「はーい、針刺すよ」

わずかな痛みを左腕に感じる。ふと左腕を見ると他にも点滴が刺してあったり、刺さっていた痕があったりした。

「ところでおれ、どのくらい寝てました?」

「一日半ってとこだな」

大分危ないところだったみたいだ。死んでからこんな傷を負うとは思わなかった。

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