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死後の老人会  作者: 34
第六章 負の遺産
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第二話 平和ぼけ

電話を切ると、

「ちょっと行ってくる」

と言ってすぐに墓場に向かった。

巧にLINEで伝えなかったことを少し後悔しつつ、墓場へ向かう速度は緩めなかった。

墓場に近づくにつれて、バイクのエンジン音が聞こえてきた。明らかにガラが悪そうな。

「よう、久しぶりだな」

「何が久しぶりだ なんだこの有様は この平和な世界にいかついバイクで乗り付けて年寄りどもいじめて・・・」

「はっ!おまえにから平和なんて言葉が出るとはなあ 全く似合わねえ 死刑囚の方が百倍お似合いだ なあ?」

と後ろに控えていた5人ほどの手下に問いかけ、笑いが起きる。

「・・・場所を変えよう 例のあの場所でいいな?」

「ここじゃなきゃ意味ないんだよ!」

と言うと猛スピードで近づき、横原を金属バットで思いっきり左から右に殴られた。

「っ・・・」

久しぶりの感覚だ確かに痛いが、あいつはまだ60%も出していないだろう。

「こんの野郎・・・ぶっ殺す・・・」

口先では挑発しつつ、頭の中では今の状況を、そして勝つための、最善の方法を必死に考えていた。

・・・相手は6人、そのうち3人が金属バット持ち、残りは素手。対しておれは武器は無し。まあ、出せば何だって使える。老人どもで人数は勝ってる。最悪は使うか。いや、さすがにそれはシャレにならん。

・・・まずはあいつを潰して・・・、よし、勝てる。いや、勝たなかったらダメだ。

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