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死後の老人会  作者: 34
第六章 負の遺産
26/51

第一話 "普通"の終わり

<わりい電話>

とだけ巧にLINEを送り電話に出る。相手の名前は美菜さんになっている。

〔もしもし?〕

〔よう、もしもし?〕

明らかに声が違う。声の主は驚いているおれをよそに、

〔久しぶりだな〕

と続ける。

〔誰ですか?〕

〔忘れちまったのか?先生殺しの達人さん?〕

全身に一瞬緊張が走る。そして次の瞬間には全身から一気に力が抜けていくように感じる。それに気づき、スマホを持つ手を慌てて強く握り直す。

〔何を・・・言って・・・〕

〔また遊ぼうぜぇ 今度はもっと大勢で〕

〔大勢、だと・・・?〕

するとスピーカーから急に大きな声が聞こえた。

〔来ちゃだめ・・・!〕

それは短いながら、一瞬で状況を伝えていた。

〔あぁ?うるせえ!〕

という怒号が聞こえ、それ後どよめきが聞こえる。

〔今何した?〕

〔ちょっとうるせえから静かにさせた まさかこんなところに若い女がいるとはなあ〕

やっぱり、さっきのは美菜さんだった。静かにさせた・・・、おれが思っている奴で正しければ・・・、これはまずい。このままだと・・・。

〔何がしたい〕

〔ただお前と会ってゆっくり話し合いがしたいのさ〕

〔あぁ?〕

〔あの日の続き、しようぜぇ?〕

〔んなことするわけ〕

〔いいんだな 周りの奴らをどうしても〕

〔・・・そんなことしてみろ お前を殺してやる 今度は本気だ〕

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