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死後の老人会  作者: 34
第五章 夏って人をおかしくする
22/51

第二話 怪談話・・・?

「せっかく冷えてきたのに一気に暑さが戻ってきたじゃねえか!次誰かいねえか?」

まさかの夢オチでヒートアップしている。ああ、熱気がすごい。余計に暑く感じる。

「じゃあ徹やってやれ!」

・・・ん?今誰かなんか言ったか?

「おお、いいな!」

「いいぞ!やれやれ!」

テンションが学生と変わらない。人って何歳になっても変わらないって案外ホントかもしれない。

「・・・ったって怖い話なんか・・・」

そう言ったところで、

「一個ぐらいはほんとにやばい話ありそうだよな~」

という声が聞こえた。

「確かになあ」

爺さん達はそんなことを言いながら笑っている。思い当たる節がないわけでもない・・・訳でもない・・・訳でもない。

「はあ・・・」

「お?ついに話すのか?」

「えっ?ちょ・・・」

はい。話す流れ完成。こうなったらもう逃げられない。

「・・・おれが中学3年の時、三つ上の先輩が免許とったから一緒にドライブ行こうって言うからついて行ったんだ で、どこに行くのか聞いたら、「天国か地獄のどっちか」って言ったんだよ」

「おう・・・」

「最初はどういうことかわかんなかった でもあいつらは途中でスーパーに寄って包丁を買ってきた まあ、そのときはバーベキューでもすんのかなって思ってたけど ・・・でもそこで銀行に寄った」

「ん・・・?」

「駐車場に車を止めると、あいつらはこう言った「金をたっぷりもらってこい 一生分な」って・・・包丁と一緒に」

これは間違いなく生きてきた中で一番怖い話だ。

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