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死後の老人会  作者: 34
第四章 最新式老人旅行
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第四話 ホテル・ISS

ISSに全員が入った。大体50人が入るとなかなか狭い。

「何でこんなとこ・・・宇宙服あるなら外でも良いんじゃ?」

と聞くと、

「それがそうも行かなくてな まず酸素が足りなくなる それに食べたり飲んだりもできないしな」

幽霊とはいえ、ダメージは死ぬぎりぎりまで食らうらしい。宇宙服着ないで外に出ようものなら、全身やけどからの落下、でも死なない。らしい。まあ、誰もやってないんだから実際はどうか知らないけど。面倒なシステムだ。

「ったって狭え!何日これ?」

「一泊二日って言ったろ?まあ我慢しろ」

何で旅に出て我慢しなきゃいけないんだ。

「外見てみろ 綺麗だぞ」

確かに綺麗だ。そうそう見れるもんじゃない。

「あ、そうだ」

スマホを取り出し、地球の写真を撮って、巧に送る。一瞬ツイッターにでもあげようかと思ったが、そんなことしても合成と思われるくらいだと思ったのでやめた。

最初は綺麗だ宇宙だと楽しんでいたが、数時間もすると、やることがなくなってきた。

「・・・することねえ・・・」

「もともとだろ」

こんな会話があちこちで聞こえてくる。

「なあ、帰らねえ?」

「は?」

「何でこんな混んだ中にいなきゃいけないんだ?」

「それは・・・」

「せっかくだから・・なあ」

「う~ん・・・」

「なら月行かねえか?」

そう切り出したのは、橋本爺さんだった。まとめるのがほんと上手い。

「つ、月?」

「月に行ってから帰っても良いだろ?」

「まあ・・・別に・・・」

「じゃあ出発だ!」

・・・どこまでついて行けと?

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