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死後の老人会  作者: 34
第三章 春でもないのに
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第四話 出会いとトラウマ

あのあとまた介護が続いた。一体何杯飲んだのやら。

そして次の日、全員すっかり復活し、また自由に過ごしている・・・、訳にも行かなかった。朝起きたら新入りがいたのだ。

「あれ・・・昨日までこんな人居たっけ?」

その人は20代位の女性だった。おれの時と同じようにやはり墓の上で浮かんでいる。

「いや、新しく死んだんだろ」

やっぱりか。いや、新しく死んだ、という言葉も不思議な感じだが。

・・・ん?なんか爺さん達がそわそわしてる?

「いや~久しぶりだなあこんな若いのは~」

「いや・・・おれは?」

「お前さんは別」

あっさり言い放たれた。ああ、爺さん達が全員見とれてる。おい、婆さん達に白い目で見られてるぞ。・・・おれを含め。いや、おれは違う。前に色々あったんだ。もう女とは関わりたくない。ハーレムに憧れてる奴は現実を見た方がいい。どうせ尻に敷かれて終わりだ。

「ん・・・ここは・・・?」

お、起きた。

「いや、ようこそ!死後の世界へ!」

「よろしくね~」

なんだこのすっごい明るい出迎え。おれの時とえらい違いだ。おーい、婆さん達がすっごい引いてるぞ。一応、奥さんなんだろー。

「あ・・・、はい」

女の人もすっごい引いてる。

「よ~し歓迎会だ!飲むぞ!」

それは忘れないのな。今のところ婆さんからの爺さん達の評価最低だぞ。

「昨日の惨事忘れたのかよ!もうだめ!」

もう介護はしたくない。

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