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始まり
さて、今回から初めていきます。また、本作品は二次創作です。至らぬ点等あると思いますが暖かい目で見ていただけると助かります。では、どうぞお楽しみください。
季節は冬、場所はある洞窟...,..
「……私は一体何をしているのだろうか?」
誰もいないはずの暗闇から微かに聞こえてきた声
「……アレから何年たったのかのう?」
その声はとても綺麗でとても悲壮が漂っているような声だった。そして、この声の持ち主はすでに亡き者とされ一部では伝説として語り継がれているある吸血鬼の声であった。
「ここからでは、ようわからんなあ…久々に外界に出てみるとするかな…」そう男が呟くと結界が貼られ一般人には見えない重厚感のある漆黒の棺から誰もが一度見れば忘れられなくなるであろう白髪に赤眼の吸血鬼の男が姿を現した。
さて、今の世はどうなっているかなと男は考えつつその足を踏み出した。
「さあ久々の外出だな楽しんでいくか」と楽しそうには見えない顔でそういいつつ歩いていくのであった。
さて、次回では本作品の主人公の名前とその能力の一部を紹介していきたいと思います。では、また次回