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プロローグと作者から
※この小説は以前、自分が別サイトで投稿していたものを再度書き直したものです。
文章力、表現力ともども低レベルなので、皆様からのアドバイス等をお待ちしてます。
そして、ガラスのハートの持ち主ですので誹謗中傷はお控えください。
〜プロローグ〜
また一つの魂が深く、暗い闇の中へ落ちて行く。
さかのぼること約100年前。 ルーシュ率いる魔界軍とミカエル率いる天使軍の決し て混ざり合うことのない、双界の無惨で意味のない戦 争が開戦された。
天秤が魔界軍に傾くと天使軍が死に、天秤が天使軍に 傾くけば魔界軍が死ぬ。 そうして血を血で洗うような戦争は長く、暗く。無数 に犠牲者が増えていくだけの戦いとなっていた。
そして時の歯車が廻り動くにつれ、両軍は次第に力を 落とし、遂にはどちらとも決着は付かず、あやむやで 多くの尊い血が流れるだけでこの戦争は終わった。
そしてことの次第を重く見た魔王ルーシュは次の戦争 がまた来ると予想し、魔界の戦力向上を図るため、各 地に学園を設立。
こうして月日は流れ、一人の少年が学園に入学するの であった。