第3話 図る時の頭の中
夜、確かに私には見えていた。光り輝く物体…人を。最初はUFOかと思った。よく見ると、男の姿をしている…。どう見ても普通の人間ではない。光を見にまとっているように見えた。レーダーで謎の男を『hunting』に報告した。そして、その男がどのように動くか観察するためそこにとどまった。私の名は『佐藤 瞳』。
『hunting』本部。謎の男についての会議が行われた。しかし、謎ということで戦闘班は、守と新人2人しか配備されなかった。しかもその2人は経済班。実際に戦えるのは守と現地にいる瞳だけであった。そして、計画を立て謎の男の対処に向かった。
同時刻、『hunting』大阪支部では、極秘で謎の男に対する会議が行われていた。総会長『阿部 高式』は、
「これは、新種かもしれない…。どうする戦闘総長。」
戦闘総長「まずは、どれほどかの確認。そして必要あるなら捕獲。ないなら、捕獲するべきだと指示していますが…。」その時、ドアがあいた。
戦闘班員「『hunting』福岡支部より、福岡市地底に大量の地底人を確認。迎撃の許可を求めています。」この戦いが、日本を揺るがす事態になるとはその時誰も知らない…。