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Fantasia-Leap-Online  作者: 水無月 静
第一章   四葉の友
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プロローグ

『Fantasia―Leap―Online』

 通称『FLO』と呼ばれるこのゲームは、VR(バーチャルリアリティ)システムを導入することに成功した、世界で始めてのVRMMORPGだ。

 その開発チーム監督であるゲームクリエイター、高峰(たかみね)遙香(はるか)を姉にもつボク、高峰叶汰(かなた)は、姉の計らいによりFLOのオープンベータテストに参加出来ることになっていた。

 ベータテスト当日。会場に指定された巨大なドームには、ボクをはじめ世界各国のゲーム好き、約3000人が集まっていた。


「――は以上です。マニュアルは熟読されましたでしょうか?」


 大勢の参加者全員の目線の先にあるのは、VRMMOを実現可能にした特殊な装置『CSコフィン』。大きなカプセル状になっていて、中に入った人間の脳内信号をバーチャル空間に転写することで、アバターをあたかも自分の身体そのもののように操れるようになる機械だ。


「それではただいまより、CSコフィンの起動に移ります」


 司会を務める若い女性がCSコフィンの簡単な説明を終えたあと、参加者は我先にと大きなカプセルの中に飛び込んだ。その誰もが、これから始まる素敵な冒険に胸踊らせていたことだろう。もちろんボクだってその1人だった。


「夢と感動が待つ異世界旅行(ファンタジア・リープ)を、心ゆくまでお楽しみください!」

 

 でもこの時はまだ、誰も知らなかったんだ。

 夢の詰まったこの(ハコ)が、絶望を詰め込んだ棺桶だってことを――

誤字・脱字など多いと思われますが、精いっぱい書いていきたいと思います。

よければ感想や評価など、よろしくお願いします!

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