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ゴブリンが魔王になる方法  作者: シークレット伯爵
第二章 骨々谷のジャイアントトロール
7/22

第6話 林の道のケンタウロス

第2章です

いろいろな魔物が出てきます

オレ達は骨々谷へ続く林の道をとおっていた。

「そういえばさ、私の学校にも健太郎って人いるんだけどアナタ何か関係ある?」

え?

やっぱりだ!

このゴブリンは佐藤彩乃だ!

「オレ! そのけん…」

「あいつさ~、あっ、その健太郎って奴ね、何かいっつも私のほう見てくんのー。気持ち悪いんだよね。アナタはそういうことしないよね」

今オレが事実を言うとこの先の冒険が不利になるだけだ。

本当のことは隠しておこう。

てか、こんな醜いゴブリンなんか誰も見ないだろ。

「へっへぇ~そんな奴いるんだ~」

やはり動揺は隠せない。

何だこの気持ちは。

気がある人に嫌われる気分。

あまりいいものではないな。

この冒険で仲良くなれたら良いと思っていた。

そんな会話をしながら骨々谷に向かった。

途中、キノコや果物などの食べ物があったのでとっていった。

林の道にはいろいろな種類の生物がいた。

木々の中や川の辺りには『フェアリー』と呼ばれる妖精がおり、

ケンタウロスと呼ばれる半人半馬の亜人などがいた。

オレ達に直接危害を加えることはなかったが、やはり不気味だ。

すると槍を持った一体のケンタウロスがこちらに近寄り、話しかけてきた。

「おぬし達、何処へ行くつもりだ? この先は骨々谷だぞ。谷には『ジャイアントトロール』もいる。ゴブリンとウサギで乗り越えられる道ではないぞ。立ち去れ」

となりにいる道がおびえている。

「やっぱりやめた方がいいんじゃない?」

「いや~、すんませんね。ケンタウロスさん! オレ達は魔王様の命令で骨々谷に向かってるんすよ。いいから行かせろよ」

「魔王だと?あの方は何を考えておられるのだ」

「知らねえよ。オレ達には関係ねえ」

するとケンタウロスはオレに槍を向けてきた。

「口のきき方には気をつけろ。ならば行くがいい」

「そうさせてもらう」

あのケンタウロスは相当のやり手だな。

辺りが暗くなってきた。

先を急がなければいけない。

あのケンタウロスのせいだ。

「この辺で休まない? もう暗いし、期間は決められてないから」

それもそうだな。

「じゃあ僕は休めそうなところを探してくるよ」


私はいろんな短編を書いてます

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