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第5話 とある村からの出発

こんにちは、

今回で1章完結です


どうぞごゆっくり



もう人間に戻れないのなら行くしかない、骨々谷へ。

と言っても場所がわからない。

人間界にそんなところはないはずだ。

そもそもここは人間界なのか?

よく辺りを見渡すと、見覚えのない木、花、草、虫、

どうやらここはオレの住む世界とは別の世界らしい。

そんなことを考えていると二体のゴブリンともう一体茂みにいたゴブリンは村から出て行った。

「待ってくれ。オレも!」

三体は振り向き、オレを見た。

「オレ達はいくぜ。お前も魔王になりたいなら来いよ。歓迎するぜ」

「オレは、大剛(だいご)だ。何かわからねぇこととかあったら一番ゴブリン経験が豊富なオレに聞きな」

あの強そうな奴は大剛っていうのか。頼れそうだな。

「え~と、僕は、(わたる)です。僕、あまり喧嘩とかしないから何かあったら助けてね」

弱そうなのは道。

「私は、彩乃あやの)っていうの。こんな格好だけど人間のころは女だったの。」

彩乃?

オレの学校にも彩乃って奴いたな。

結構タイプだけど面識ないし、まあ別人だろ。

「オレは健太郎だ」

四体はお互いの名前を確認すると、村を出た。

「待て。オレも一緒に連れて行け」

ん?

さっきのウサギか。

こういうときは無視だ。

こんな子どものウサギ一匹連れて行っても邪魔になるだけ、もし逃げることがあって、そこにおいていくのも気が引ける、無視しよう。

いや、

非常食になるな。

「いいわ。ウサ丸。みんなもいいでしょ?」

「別にかまわねえぜ。足引っ張ったら容赦しねぇけどな」

「おう! こっちのセリフだ!」

「行くか!」

こうしてオレ達の魔王になるための冒険が始まった。

これはオレの不思議な冒険の記録。


えー、とりあえず第1章完結ということで。

2章は『ジャイアントトロール編』にします。

よろしくお願いします。


さらに、新作を書きましたのでそちらもお願いします。


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