第2話 森林での出会い
こんにちは。
1話はどうでしたか?
2話も読んでくれるんですね?
うれしいです。
今回は結構おもしろいですよ!
シークレットワールドへあなたをいざなう!
――――人間か?
――ぴょん
ぴょん?
後ろを振り向いてみるとそこにいた生物は、
ウサギだ。
「この辺で見ない顔だな! お前だれだ?」
そのウサギは真っ白で、この森林の緑にまったくとけ込めていない。
無視するのも考えたが、それをしたところでオレに利点はない。
今のオレはなるべく多くの情報を集める必要があった。
「わからないんだ! なにもわからない!」
ん?
待てよ?
ウサギと話が出来ている。
「変なゴブリンだな。仲間はどうした?」
ゴブリンは動物と話ができるらしいな。
これは便利だ。
「仲間? ゴブリンは他にもいるのか?」
「ああ。うちの村には3~4体いるぞ。本来、ゴブリンってのは森の中の洞窟とかで暮らすものなんだけどな」
この近くに村があるらしい。
「ついてきな! お前、本当になにも知らないな。結構気にいったぞ! オレの名前はウサ丸。お前は?」
「えーと。健太郎」
健太郎とはオレの名前、人間だったころの名前だ。
「クスス! 何だそれ!? 変な名前だな。まあ、よろしくな!」
何故だ?
何故オレはウサギに名前をバカにされなければいけない?
『ウサ丸』の方がよっぽど変な名前だと思うが、この世界ではそうではないらしい。
そのウサギは地面を蹴り上げ、これぞ『ウサギ跳び』と説明するかのように、草むらの先にある村へ続く道に消えていった。
それを黙って見ていると、ウサギはこっちを振り向き、
「おい! お前も来るんだよ! ケンタウロ!」
ケンタウロ?
ああ、健太郎の間違いか。
「健太郎だ!」
目の前に立ちはだかる背の高い草花たちを掻き分けて進む。
はい!
2話終了です!
3話も思いついたのでまたすぐに更新しますね。
ありがとうございました。
そういえば『サンタじゃない』という短編ホラー小説を書かせてもらいましたのでそちらもよろしければ見てください。
自信作です。
次話に期待を!!
すいません、もう一言。
この作品をお気に入りに登録してくれた方がいます。
本当にうれしい!
その方がもし小説を書かれているのなら見てみたいと思っています。
ありがとうございました。
今後ともよろしくおねがいします。