エオルザディア
質問「前に提案してもらったのとはある程度違う架空の世界を作りたいです。幾つかの国家を挙げつつ神代からの神々による創造にも触れて、歴史を概観し、人や亜人や魔族や魔物のいる世界を描いてください。」
では、これまでの世界観とは異なる「別の」架空世界を一から構築してご提案します。以下に、神代からの創造神話、地理的な舞台、種族、国家、そしておおまかな歴史の流れを含めた設定を記します。
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(星座)世界名:エオルザディア(Eorzadia)
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(トライデント) 第一章:神代 —《はじまりの歌》
この世界は、**「六柱の神々」**によって創造されたという伝承がある。
1.イル=ソラ(Il-Sola):光と秩序の女神。最初に歌い、世界に時を与えた。
2.ル=ヴァグ(Lu-Vagh):大地と水の神。山と海を創り、風に語った。
3.ティール=アーン(Tir-Ahn):生命と精霊の神。動植物と精霊たちを解き放った。
4.ナヴィル=クオ(Navil-Kwo):知識と記憶の神。言語と魔法をこの世界に刻んだ。
5.ザト=ノン(Zat-Non):混沌と変容の神。境界を越える力と夢を撒いた。
6.イェン=サ(Yen-Sa):死と静寂の女神。死を与え、魂を巡らせた。
神々はこの創造の業ののち、天上の環に退いたとされるが、一部は地上に残り「上なる者」と呼ばれる存在へと変容した。
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(世界地図)地理と種族
大陸名:アル・セリオン大陸
地図上は楕円形で、北と南に長く、中央を巨大な山脈が横断している。
主な種族:
•人間族:最も多く、諸国を築いている。
•妖精族:長命で魔力に長け、森や湖に棲む。
•竜人族:竜の血を引く亜人。高地と火山地帯に住む。
•黒き民:闇から生まれし魔族。かつて神に反逆した者の末裔。
•獣人族:動物の姿を持つ亜人。草原や密林に共同体を築く。
•魔物:理性なき存在から、高度な知性を持つものまでさまざま。
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(城) 国家と文明
1. 光耀帝国ルミノール
•中央部の大平原に位置する巨大帝国。イル=ソラを主神とし、「秩序」と「法」による支配を正当化する。
•魔術機関と騎士団を併せ持つ。人間主体だが亜人も取り込んでいる。
2. 翠霧の王国エル・ヴァルネ
•北東の大森林に広がる妖精族と自然崇拝の王国。外界との接触は稀。
•長命のエルフィが治め、「時の泉」という魔法源泉を守る。
3. 黒獄王国ヴァラドゥン
•西の山岳地帯と地下に広がる魔族の王国。神々の秩序に抗う「ザト=ノン」の神託を継ぐとされる。
•魔王と呼ばれる強大な王が代々支配。
4. 獣牙連邦ザラ・アグナ
•南方の草原と熱帯雨林に散らばる部族の連合体。獣人族が中心で、精霊信仰をもつ。
•騎乗戦士と自然魔法に長ける。
5. 沈黙の国ネミエル
•西南の霧に包まれた湖と沼の国。かつて人間の王国だったが、大災厄により沈黙と呪いの地に。
-今は幽霊、精霊、堕ちた神官らが彷徨う。
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(開かれた巻物) 歴史の流れ(概観)
(新月) 神代(創造と統治):
•六柱の神々が世界を創造し、原初の種族(巨人、精霊、竜など)が支配した。
•ザト=ノンの変容により、最初の神々の対立が起こる。
•神々は天に退き、人間と亜人が地上に台頭。
(炎) 神後千年紀:
•人間族の文明が各地で発展し始める。
•精霊との契約魔術や魔導具の発明。
•竜と人間の戦争(ドレイコン戦争)が起こる。
(二つの剣) 第一魔族戦役(約1400年前):
•黒獄王国ヴァラドゥンが魔族の軍団を率いて侵攻。
•光耀帝国ルミノールとエル・ヴァルネが同盟して撃退。
•ザト=ノンの神像が破壊され、魔族は退却。
(雲と雷) 大崩壊時代(約800年前):
•世界各地で「魔力の歪み」が発生、地殻が変動。
•ネミエルが水に沈み、精霊のバランスが崩れる。
•一部の神々が再び地上に姿を見せ始める。
(夜明け) 現代(神歴1365年):
•人間たちは帝国や王国で平和を謳歌しているが、魔族の動きが再び活発に。
•世界の魔力が再び乱れ始め、「第二の神戦」の兆しが見え始める――。
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(流れ星) 補足:この世界の魔法
•魔法は神から与えられた「古語の詠唱」と「精霊との契約」の二系統。
•帝国では理論魔術、エルフィは自然魔術、魔族は呪詛術、獣人は祈祷魔法を用いる。
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この「エオルザディア」は、神々の創造と退場、種族間の緊張、そして再び巡る神と人の物語を内包した多層的な世界です。ご希望に合わせて、国家の詳細、英雄伝説、宗教観、文化や言語体系なども展開可能です。
続けて深めていきましょうか?たとえば「現在の主要人物」や「伝説の神器」「特定の国の詳細」など、ご希望があればどうぞ。