第17話「君の努力の結晶」
テストが始まる
「やばい...まじでやばい」
大輔が慌てている中、俺はかなり冷静だった。
「なんでそんなに零は冷静なんだ?」
大輔がそんな俺に気づき、俺に聞いてくる。
「まぁ勉強したからな!」
「あの零が...勉強?」
(そりゃ中間テストはあんなだったからな)
「よし!こうなったらこの鉛筆に書いた数字くじで...」
なんて運ゲーをしようとしている大輔に
(大丈夫か?大輔.....いや今は自分で精一杯だ。)
「とりあえず頑張ろうな大輔」
とガッツだけを送り席に座る...
最初は1番勉強した数字だ。
(!?...分かる、分かるぞ!ここはたすけがけだな!)
愛芽に教わったことは役に立つ。
(これは感謝しなきゃな...)
そう思いながら...その後の4教科もいい感じに終えることが出来た!
1週間後
「今からテストを返します!皆さんわかってると思いますが、ここで”赤点”を取った人は夏休みも学校に来て補習を受けてもらいます。」
(夏休みに学校は行きたくない”絶対”に!)
大輔を見ると大輔は魂が抜けた顔をしている。
愛芽を見るとウキウキな顔をしている。
(天と地の差だなぁ)
と思いつつテストの答案用紙を貰いに行く。
先生は俺に
「よく頑張りましたね!零くん」
...と言って俺に答案用紙を渡す。
そこでテストの点数を見た俺は驚愕する。
国語:81点
英語:73点
社会:76点
理科:80点
そして数学がなんと!
(はっ!?)
「零...どうだった?」
...と大輔と愛芽が俺に駆け寄ってくる。
大輔はどうやらギリギリ赤点を回避したようだった。
俺は数字以外の点数を見せる。
すると...
「すごいじゃないか!平均点を全部大幅に超えている!」
「努力結晶ね!」
2人はとても俺を褒めてくれる...
「あれ?数学は?」
大輔が気づき聞いてくる...
「...96点だった.....」
「.........」
「.........」
「えーーーーーー!?」
2人は長い間の後に叫び出す!
「あれ?私数字...95点.....」
(うん?...ってことは?)
「数字は学年トップで96点でした!」
先生がそう言う
「えーーーーー!?」
「教えてくれた愛芽に勝つのは少し気まづいな...」
そう小声でつぶやくと愛芽に聞こえていたらしく...
「何言ってるの?確かに教えたのは私だけど...
学年トップになるまで頑張ったのは君の努力の結晶だよ?」
と言ってくれた...
ここは素直に
「教えてくれてありがとうな!愛芽!」
無事にテストを乗り越えて夏休みが直前まで近づいていた。




