第11話「私の秘密」
文化祭の仕事終え、愛芽との集合場所に向かう。
(ふぅ〜文化祭の仕事は終わったし後は楽しむだけだな!)
その後は愛芽と色んなお店に行って、クレープを食べたり、すごろくをしたり、文化祭を楽しんだ。
最後の醍醐味である劇を見に体育館へ移動していた。
その途中放送が流れた
(放送の音)
「近況報告です!今の所生徒会企画の同じ番号の人を探すの達成者はおりません!文化祭が終わったらあるものは貰えないので、注意してください!文化祭も終わりが近づいてきたので、積極的に話しかけに行きましょう!」
ここで思い出す俺
(そういえば俺と愛芽は同じ番号だったな。いつネタバラシをするかとか思っていたが...初めての達成者は目立ちそうだから黙っていよう...)
と思いながら劇を見る、
「私はあなたが好きです!」
「ごめんなさい...」
(劇だからいいけど本当の告白は振られるのは辛いんだろうな.....まぁ俺には縁のない話だからな)
と気づけば俺はチラッと愛芽の方を見ていた。
すると愛芽もこちらを見ていた。
俺は愛芽の方を見ていないけど...おそらく同時に目を逸らしたのは分かる...
胸はドクンッと高鳴っていた...
その後...
愛芽は少しお手洗いに行っていたその時、
「君、零くんだよね?」
と大人の男性に声をかけられた。
文化祭は当然保護者の方も来るため、大勢大人の人が来ている。
(だからといって俺に用がある人なんているのか?)
俺は少し怪しむ
返事なんてしてないのにその男性は話を続け
「失礼...誰だか分からないんじゃそりゃあ警戒するよね。私は愛芽の父親だ。早速本題に入ろうか...
愛芽にこれ以上関わるのやめてもらってもいいかな?」
(!?)
(何を言っているんだ?この人)
「いやすまん...関わるなではないな...付き合ったりしないでくれだな。」
「私たちは夏休み最終日に海外に引っ越すんだ。君も別れが苦しくなるだろうから今のうちに言っておく」
(いやいや)
「そもそも俺達はそんな関係じゃありません!付き合う?何を言っているんですか?」
思わず声を荒らげてしまう
「そうか...そろそろ愛芽が帰ってくるかもしれんから私は帰るな...すまなかった零くん。私の杞憂だったようだ。」
あの人は言うだけ言って帰って行った。
(本当になんだったんだよ...付き合うな?その気持ちはない。でも...なんで否定をする度にこんなに胸が痛むんだよ...別に愛芽とは腐れ縁みたいなもんだ...)
そんなことを考えているうちに愛芽が帰ってきた...
(さっきの出来事は言わない方がいいのかな?)
と感じ、言うのを辞める...
忘れようさっきのことを、まだ文化祭は終わっていない!
「次はどこに行く?」
「待って!」
と俺の手を掴む
「私さ...零に言わなきゃ行けないことがあるんだ...」




