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邪神襲来

「陽翔さん大丈夫かな?」

「流石にくたばったりしねぇ。今はこいつを信じるん

だ…」

「オスカル?アキ?」

「「陽翔」さん!」

ものすごいホッとした感じだけどどうしたんだろう?

「ここはどこだ?」

「ここは、ギルド治療室だよ。」

「そうか…ってそんな場合じゃない!今街はどうなってる?」

「え?普段と何も変わらないけど?」

「じゃあ、単刀直入に言う、この後すぐに魔物の大群が襲ってくる。急いで対策しないと。」

「でも、万ぐらいの魔物だったら、私達がいれば倒せるよ?」

「違う。今回は万じゃない。」

「億?兆?」

「10京だ。」

「じ、10京…」

「急いで準備しないと!」

〘住民の皆様に報告があります。〙

「ねえ、これ何?」

「これは、危険が近づいて来たときに流れるアナウンスだよ」

〘魔物の群れが接近してきています。数はおよそ10京、すぐに警戒体制に移ってください。〙

「ほ、本当なんだ…」

〘戦える者はすぐ、正門に集まってください。〙

「よし、行くか!」

正門では…

「魔物の大群は本当にくるのか?」

「アナウンスが流れたからには来るんだよ。」

「いやでも、全然来ないし…」

「ん?あれなんだ?砂煙が…」

「ま、魔物だぁぁ!」

「打て打て!」

「「「「「「「『ファイアボール』」」」」」」」

「な、なんだコイツら!止まらねぇぞ!」

「やあやあやあ、私はこの魔物達を使役している神、

邪神だ。私の魔力を使って回復させているから、生半可な攻撃では死なないよ」

「ふ、ふざけるな!」

「どっか行けよ!」

「それは、無理な相談だ。私の目的は、この世界を支

配することだ。それには、星雲陽翔は邪魔なのだよ。

だからこの街もろとも滅ぼしてやる。」

「そんなこと僕がさせると思うか?『ブラックホー

ル』」

「なんだ⁉魔物が一箇所に集まっていく…」

「邪悪なるものを黄泉の国へと導け、正義の光!『ネブルカタストロフィ』‼」

僕の唯一の詠唱を必要とする魔法…ネブルカタストロフィ…。これは長い詠唱を必要とする代わりに強力な威力を発揮する。

ただ…それでも……足りない…

〈魔物の残数6京です。〉

「あと6京か…」

やっぱり4京しか倒せなかったか…

「一撃で4京もの敵を倒したぞ⁉」

「「「「「す、凄えええぇぇぇぇぇ‼」」」」」

ん~次は合成魔法でも試してみるか?

「『合成魔法 火+電気+水』」

これを合わせると…

「『サンダーレイン』」一発一発は、『ファイアボルト』同等の威力…

それが、無限に降ってくる究極の魔法!

「さあ、どこまで耐えられるかなぁ?」

〈魔物の残数3京です。〉

「『ブラックホール』2『イグニス』2!」

『ブラックホール』で一箇所に集めてから…爆発魔法の『イグニス』で爆発させる!

〈魔物の残数0です。〉

「よし、終わった~!」

「まだ、安心するのは、早いよ。『カースインカンテーション』」

「⁉体が急に重く…」

「私の呪いだよ。ステータスの大幅低下・スキルの使用不可が主な内容だよ。後は…受けるダメージ二倍とかかな~」

「ま、まさか…『ステータスオープン』」


名前:星雲陽翔(呪) レベル:1 力:1 俊敏:1 知恵:1 防御:1 魔力:1 運:1 神力:0 スキル:『創造の王』(使用不可) 称号:初の転生者(使用不可) 神の加護(使用不可)


「そんな…馬鹿な…」

「もう諦めるの?そうだよね~。ステータスオール1

だし、スキル全部なくなったもんね~。可愛そうだか

ら。ここで終わらせてやるよ。」

「「陽翔!」さん!」

「陽翔はこんなところでくたばる人じゃねぇ!きっと

呪いなんかすぐに解呪して、戻ってくる!それまで時

間を稼ぐんだ!『壊魔斬』!」

「ちっ、邪魔するな!戻ってくるわけ無いじゃない

か。まったく夢を見過ぎだねぇ~」

「私は、戦えないけど、もうすぐアリスが来てくれ

る。そうすれば陽翔さんだって助かるはず!」

「ほんとにいつまで寝言言ってるのか…。」

「どうかな?私とアリスは『思念伝達』で繋がって

る。だから危険があればすぐに分かる。それで私の考

えをアリスに伝えれば…」

「アキ!来たよ!それで解呪するのは誰?」

「この人!陽翔さん!」

「分かった。『シャナク』」

「無駄だ。私の呪いは強力だ。そんな魔法では解呪で

きないぞ。」

「私の魔法ではね。でも、弱めることはできる。今も

陽翔さんは頑張ってる。私を助けてくれた時と同じよ

うにきっと諦めない。」

《個体名:星雲陽翔の『創造の王』の使用が可能にな

りました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に失敗しました。》

「『創造の王』発動 作成 『状態異常無効』」

《『状態異常無効』の作成に成功しました。》

「発動!『状態異常無効』!」

「何だと?呪いが消えた?」

「来い、神槍。『エンチャント雷・火・風』」

槍を高く掲げながら言うと槍に雷が落ち、帯電し火の竜巻を纏い始めた。

「これなら行ける!行っけぇぇぇ!」

「それは、やばいだろ!ま、待てぇぇぇぇ!」

そのまま、神槍は邪神を貫き、帰ってきた。

邪神はほとんど動かず、何もしなくてもすぐに死ぬと思われた。

「た、倒した…」

すると、邪神が話しかけてきた。

「陽翔…君に頼みがある。」

休んでるんだけど…聞くだけ聞いてあげるか…

「なんだ?」

「この世界を支配しようとしているのは私ではなく、お前がよ

く知っている神だ。私の代わりにあいつを倒してくれないか…?」

「なんだと⁉あいつが…?でもなぜ?」

「それは、私にも分からない。だが、引き受けてくれたら、対価をやろう」

「何をくれるんだ?」

「私の全てをやろう…。魔法やステータス・神に進化するための条件などの知識も全部やろう…」

「分かった。引き受けよう」

「ありがとう…」

〈悪を司る神から神聖魔法:『カースインカンテーション』スキル:『スタータス表示の増幅』創造の欠片を送られました。〉


名前:星雲陽翔(超克者) レベル:1億 力:5無量大数 俊敏:5無量大数 知恵:5無量大数 防御:5無量大数 魔力:5無量大数 運:5無量大数

神力:5無量大数 アルティメットスキル:『創造の王』『知恵の王』 スキル:『解析鑑定』『自動地図』『物理攻撃無効』『精神攻撃無効』『魔法攻撃無効』『アイテムボックス』『武術の真骨頂』『万能感知』『隠蔽』『状態異常無効』『ステータス表示の増幅』『強制略奪』魔法:『時空間転移』『ハ

イヒール』『ファイアボール』『ウォータボール』『ウィンドボール』『アースボール』『アイスボール』『エレキテルボール』『ホーリーキャノン』『ネブルカタストロフィ』『ブラックホール』『ファイアボルト』『サンダーレイン』『イグニス』『エンチャント』

神聖魔法:『カースインカンテーション』称号:初の転生者 神の加護 すべての魔法の認知 3大最終試練の討伐 悪を司る神の討伐


無量大数?………え?無量大数?まじで?

えっと?じゃあ神への進化条件は?

〈神への進化条件は、〝4個以上の神聖系統の入手〟となっています。〉

あと、3人の神を倒せば良いのか?

〈いいえ、正確には、神の持つ力を手に入れることが条件です。譲られなくても、『強制略奪』すれば良いのです。〉

『強制略奪』?じゃあ、戦わなくて良くない?

〈『強制略奪』するには、相手を弱らせなければなりません。戦闘は必須です。〉

なるほど~……ん?『強制略奪』なんて作ったけ?

〈私が作っておきました。〉

ほんとに何やってるの?勝手に作るなよ!許可取ってくれ…

《神聖魔法:『カースインカンテーション』の下準備が完了しました。『カースインカンテーション』を効率良く使用できるよう

に、体の最適化を行います。》

「また、眠、く…」

そして僕は再び深い眠りについた…


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