覚醒
その後僕は目が覚めると、何もない白い空間にいた。
「またここか…。おい神様いるんだろ?」
「やあ、待たせたね。」
「なんでここに呼んだ?」
「君が進化したからだ。」
「進化?」
「もしかして自覚ない?」
「そういえば、眠りにつく前そんなことを言っていたような気がするな…。」
「そう、君は進化して、人の器を脱し、神に少し近い
存在になったんだ。ほらステータス見てみな?」
「は、はあ…『ステータスオープン』」
名前:星雲陽翔(超克者) レベル:? 力:? 俊
敏:? 知恵:? 防御:? 魔力:? 運:? 神
力:? アルティメットスキル:『創造の王』『知恵
の王』 スキル:『解析鑑定』『自動地図』『物理攻
撃無効』『精神攻撃無効』『魔法攻撃無効』『アイテ
ムボックス』『武術の真骨頂』『万能感知』『隠蔽』
『神聖覇気』魔法:『時空間転移』『ハイヒール』
『ファイアボール』『ウォータボール』『ウィンド
ボール』『アースボール』『アイスボール』『エレキ
テルボール』『ホーリーキャノン』『ディスインテグ
レーション』『ブラックホール』『ファイアボルト』
称号:初の転生者 神の加護 すべての魔法の認知
3大最終試練の討伐
「は?なんだこれ?ステータスが表示されていないぞ?」
「うん、人間離れしすぎてね、ステータス表示の限界を超えたみたいだね。」
「なんだそれ…。で?魔物はいつ来るんだ?」
「あ~…そのことについて何だけどね……この後すぐなんだよね…。」
「え?でも…半年後とか言ってなかったか?」
「そのはずだったけど暴走仕出してね…」
「暴走?お前の世界なのに?」
「おそらく、裏で手を引いてる人がいると思うんだよ
ね…」
「そいつは誰だ?」
「簡単にいうと、邪神だ。」
「明らかに悪そうなやつだな…。」
「すまないが、この世界の救い方を変えさせてもらう。邪神を討伐してくれ!」
「まあ、良いけど…」
「ありがとう!ではそろそろ元の世界に戻すね。」
「ところで、どのくらい寝てるんだ?」
「大体……3日だね。」
「もう、3日経ってるのか…」
「ああ……よし!準備できたから元の世界に戻すね。」
「ああ」
魔法陣が展開され、眼の前が光でいっぱいになった時、神様が、
「あ、一つ良い忘れてたけど魔物の数、1京じゃなかった。10京だったから。ヨロシクね。」と言った。
は?この神何言ってるの?もっと早く言えよ!
そのように、心の中で愚痴りつつ意識を失った…